【回答6回目】 6月10日
平成22年6月10日
渡邊裕一 殿
独立行政法人大学入試センター理事長
吉本高志
(公印省略)
平成22年度大学入試センター試験試験問題に関する照会について
大学入試センター試験の問題は、高等学校の教科書を基礎として、大学・高等学校関係者の協力を得て作成しております。
作題に当たっては、できるだけ多くの教科書に記載されている事項から出題するよう記載していますが、科目の性質や設問の内容によっても異なり、一概に何割以上という基準を設定しているわけではありません。
なお、御指摘の「南京事件」に係る記述については「すべての教科書に記載がある」という事実を回答したものです。
今後とも各方面から広く御意見をいただきながら良問の作成に努めてまいります。
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【回答に対する感想】
約40日を要して協議に協議を重ねた(のだ、そうです)回答が来ました。
6回目の質問は、「何割以上という基準」について質問しているわけではありません。科目の性質や設問の内容と関係なく、記述が無いものや、真逆な記述がある教科書で学んだ受験生が答えられない設問であることを問い、また「南京事件」での回答と矛盾する回答をしていることを問うもので、分離した回答では、質問の性質と異なってきます。
もっとも、それを承知で、回答していることでしょうが・・・。
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