会長)は来る7月27日、衆院外務委員会において戸籍問題について質問することになってい
るが、7月23日から会長をつとめる「日本・台湾交流促進議員の会」所属す議員とともに訪
台した。
中津川議員は、仙台市と友好交流都市協定を結ぶ台南市の頼清徳市長が仙台市まで出か
けて義捐金を手渡し、また観光友好都市協定を結ぶ日光市へは300人もの観光団を引き連れ
て行ってくれたことに対し、御礼を申し上げたいとのことで答礼のために訪台した。
24日には頼清徳・台南市長の案内で谷本正憲・石川県知事らと八田與一の銅像に献花し
ている。昨日付の台湾国際放送ニュースがそれを伝えているのでご紹介したい。
石川県知事と国会議員、八田与一氏銅像に献花
【台湾国際放送ニュース:2011年7月24日】
石川県の谷本正憲知事と日本の衆議院議員8人が24日、それぞれ台南市烏山頭ダムを訪れ、
烏山頭ダムを建設したなど、台湾の水利施設に多大な貢献をした日本の土木技師、八田与
一氏の銅像に献花し、そして東日本大震災への台湾の援助にも謝意を表した。
石川県は八田与一技師の故郷だ。谷本正憲石川県知事は、台南市の頼清徳・市長に伴わ
れて烏山頭ダムを訪れ、5月8日に開園した八田与一記念パークも参観した。頼清徳・市長
は、双方が国際レベルのテニス試合を開催することと、台南空港と石川県の小松空港の航
空機の相互乗り入れを提案した。谷本県知事は頼清徳・市長が訪問団を率いて日本を訪れ、
台湾元1億700万元の義援金を寄付したことに謝意を表した。
頼清徳・市長と台南市議会の頼美恵・議長は、東日本大震災発生後の4月22日、義援金台
湾元1億700万元(約2億9000万円)を姉妹市の宮城県仙台市の奥山恵美子市長に手渡した。
台南市訪問団は、東日本大震災発生後、被災地を訪問した初めての台湾からの団体。
なお、24日に烏山頭ダムを訪れた衆議院議員は中津川博郷、渡辺浩一郎、加藤学、高松
和夫、道休誠一郎、萩原仁、平山泰朗、柳田和己の8人。