中津川博郷議員らが台南市と日台交流を強化するための協力共同声明書に署名

一昨日の本誌で、中津川博郷(なかつがわ・ひろさと)衆議院議員は会長をつとめる「日
本・台湾交流促進議員の会」所属の議員とともに、台南市の頼清徳市長を答礼訪問し、八
田與一の銅像に献花したことをご紹介した。

 このとき、頼市長と日台交流を強化するための協力共同声明書に署名したことを「台湾
週報」が明らかにしている。頼市長は、各議員の地元の都市等との教育、文化、スポーツ
等の交流を促進していく意向も表明したという。こういう地道な議員交流が日台関係を支
えている。

 ちなみに、中津川議員に同行したのは、渡辺浩一郎(わたなべ・こういちろう:東京ブ
ロック・板橋区)、加藤学(かとう・がく:長野県5区)、高松和夫(たかまつ・かずお:
東北ブロック・秋田県)、道休誠一郎(どうきゅう・せいいちろう:九州ブロック・宮崎
県)、萩原仁(はぎわら・ひとし:大阪府2区)、平山泰朗(ひらやま・たいろう:東京都
13区)、柳田和己(やなぎた・かずみ:北関東ブロック・茨城県)の各議員。


日本の衆議院議員8名と谷本正憲・石川県知事が台南市の烏山頭ダムを訪問
【台湾週報:2011年7月25日】

 このほど訪台した日本の衆議院議員である中津川博郷、渡辺浩一郎、加藤学、高松和夫、
道休誠一郎、萩原仁、平山泰朗、柳田和己各議員一行8名は、7月23日に台南市内のホテル
で頼清徳・台南市長と会談し、台日交流を強化するための協力共同声明書に署名した。

 このなかで頼市長は、今後台日が共にアジア太平洋地区の平和と安全保障を促進し、戦
争に反対していくことや、災害復興や防災の経験の共有や協力を促進していく意向を示す
とともに、台南を訪れた各議員の地元の都市等との教育、文化、スポーツ等の交流を促進
していく考えを示した。

 中津川議員は、「このたびの東日本大震災では台湾から約190億円もの義援金が寄せられ、
米国をも超えた。台湾からの友情と支援はいつまでも忘れない」と述べ、台湾に感謝の意
を示した。

 翌24日、日本の衆院議員8名は谷本正憲・石川県知事とともに台南市官田区の烏山頭ダム
を訪れ、同ダムを設計した八田與一・技師の銅像に献花した後、八田與一記念公園を参観
した。

 同行した頼市長は、八田技師が石川県出身であることから、台南空港と石川県の小松空
港を結ぶ飛行機の運航を谷本知事に提案し、台日交流の強化に期待を示した。



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