から懇意にしている頼清徳市長と「友好都市提携協定書」を交わした。念願を果たし満面の笑みを
たたえて頼市長と握手する宮元市長が印象的な写真を掲載する中央通信社の記事を下記にご紹介し
たい。台南市も、その日のうちにその模様を「市政新聞」で伝え、市のホームページに掲載してい
るので下記に紹介したい。
本誌でお伝えしたように、宮元市長の構想は、市議会、観光協会、商工会議所など加賀市が一丸
となって、石川県初となる台湾との都市提携を結ぶことにある。そのために6月定例会に「市長提
出議案」として、台南市との「姉妹都市の提携について」など3議案を提出して議会の承認を取り
付け、万全の態勢で臨んだ。満面の笑みがこぼれる理由も、そこにある。
なお、宮元市長を団長とする「加賀市台湾都市交流提携訪問団」一行は翌8日には高雄市を訪
問、予定どおり高雄市と「観光交流都市」、高雄市鼓山区と「友好交流都市」を提携した。北國新
聞がその模様を伝えているので、別途紹介したい。
これで日本と台湾の自治体の姉妹都市提携は一挙に3件増え33件となった。心から祝意を表した
い。
◆台南市市政新聞:臺南市與日本加賀市簽署友好都市協定,國際交流再創新頁。[2014/7/7] http://www.tainan.gov.tw/tainan/news.asp?id={5215F9ED-7569-4F36-AEF5-6E77DB168B81}
台湾・台南市と日本の加賀市が「友好都市」に 交流強化に期待
【中央通信社:2014年7月7日】
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201407070009.aspx
写真:握手を交わす頼市長(右)と宮元市長(左)
(台南 7日 中央社)台南市と石川県の加賀市は7日、友好都市提携協定書を交わした。今後は教
育、文化、産業、スポーツ面などでの交流強化を図る予定。
頼清徳・台南市長は、石川県出身の八田与一が市内の烏山頭ダムの建設に携わっていたことか
ら、双方には緊密な交流があったとした上で、今回の協定書調印により両都市の関係がさらに深ま
ればと期待を寄せた。
石川県議時代から台湾との交流促進に尽力していた宮元陸加賀市長は、積極的に各分野での交流
を進めることで、加賀市だけでなく近隣地域にも台南をアピールすることができると友好都市のメ
リットを語った。
統計によると、2013年に加賀市で宿泊した外国人観光客は約2万9000人で、そのうち7割が台湾か
らの観光客だったという。
同市では台南市のほかに、高雄市や高雄市鼓山区ともそれぞれ都市提携を結ぶことで同意してい
る。
(楊思瑞/編集:齊藤啓介)