6月28日、沖縄県宮古島市と台湾の基隆市が姉妹都市を締結しました。今年に入って日
本の自治体が台湾の自治体と姉妹都市を結ぶのは、3月6日の鳥取県東伯郡三朝町と台中
県石岡郷に引き続いて2番目で、日本と台湾の姉妹都市提携は14自治体となります。
昨年は仙台市(1月20日)と台南市、八王子市と高雄市(11月1日)と2自治体が提携し
ています。
昨日報道の小松空港と桃園空港の定期便化といい、各自治体が地元物産を積極的に台
湾でPRするなど、このところ日台の交流はいっそう深まる傾向を見せています。その
究極が姉妹都市提携です。さらに増えることを願って止みません。下記に関連ニュース
をご紹介します。 (編集部)
■宮古島市
http://www.city.miyakojima.lg.jp/site/view/index.jsp
■基隆市
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E9%9A%86%E5%B8%82
宮古島と基隆市が姉妹都市に
【6月29日 な〜るほど・ザ・台湾 最新ニュース】
沖縄県宮古島市と基隆市が28日、姉妹都市となった。基隆市の張通栄市長、張芳麗市
議会議長と宮古島市の伊志嶺亮市長、友利恵一市議会議長が声明書に署名し、記念品を
交換した。宮古島市は基隆市の16番目の姉妹都市となる。
宮古島市はまた基隆市にとって最も近い外国の都市。宮古島市と基隆市は昔から関係
は深い。大戦中には宮古島の島民が基隆市に疎開したこともある。宮古島市は観光を中
心に発展しており、マラソン、トライアスロン、ビーチバレーなどの大会が開かれてい
るが、台湾は毎回、参加者を派遣している。
10月に基隆へ直行便/姉妹都市締結などを記念
【6月27日 宮古毎日新聞】
宮古島市と台湾基隆市の姉妹都市締結と宮古空港ターミナル創立三十周年・新ターミ
ナルビル併用開始十周年を記念する「宮古島−台湾直行チャーター便ツアー事業」が今
年十月に行われる。募集人員は百五十人、期日は十月五日から八日までとなっている。
二十六日に会見した伊志嶺亮市長は「宮古島市と基隆市の経済、文化、スポーツの交流
のためにも、多くの市民に参加してもらいたい」と話した。
同事業は、宮古島市と基隆市の市民が友好交流を図ることが狙い。宮古島市や宮古観
光協会、宮古空港ターミナル、琉球華僑総会宮古支部、沖縄ツーリストが共催する。
ツアーは、十月五日に宮古島市を出発。同日のうちに基隆市を訪ねる。その後は台北
などを視察および観光する日程となっている。
伊志嶺市長は「宮古島市と基隆市の交流事業第一弾と位置付けている。このツアーを
成功させたい」と話し、市民にツアー参加を呼び掛けた。詳細な行程や料金などは未定。
問い合わせは沖縄ツーリスト宮古支店(電話73・0008)まで。
写真:台湾基隆市へのツアー参加を呼び掛ける伊志嶺亮市長ら(左から2人目)=26日、
宮古島市役所平良庁舎
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=497