年末になって嬉しいニュースです。
本日、石川県議会と台湾の台南県議会が友好交流協定締結の調印式を金沢市内のホテル
で行われます。これまで日本の都道府県議会が台湾の議会と協定を結んだことはなく、こ
れが初めてのケースです。
去る12月12日、石川県議会運営委員会は「日台友好促進石川県議会議連」(長井賢誓会
長)からの協定締結申し入れを了承、本日の協定調印式となりました。台南県議会からは
議長や議員、台南県副県長など約30名が18日に来日し、本日の調印式に臨みます。
石川県といえば、台湾との関係でまず思い浮かぶのは金沢が生んだ八田與一技師。烏山
頭ダムを造った功績は今でも台南の人々に語り継がれていますので、協定締結の背景に八
田與一技師の存在があったようです。
調印式などの詳細はまた掲載しますが、昨年、台湾からの観光客にノービザを実施し、
今年に入って仙台市と台南市が交流促進都市協定を結び、また八王子市も高雄市と姉妹都
市提携をするなど、日台間はますます密になりつつあります。この日台議会の協定締結で
さらに弾みがつくよう願っています。 (編集部)