内のホテルで友好交流協定の調印式を行った。日本側の石川県議会日台友好議連(長井賢
誓会長)とともにこの実現に尽力されてきた台湾・李登輝之友会全国総会の黄崑虎総会長
(前総統府国策顧問)から石川県議会に祝辞が贈られている。下記に紹介したい(原文は
縦書)。
なお、台南県議会の一行は本日、八田與一技師の母校である花園小学校を訪問し、また
石川県議会を表敬訪問。さらに兼六園などを訪れる予定となっている。 (編集部)
祝 辞
この度、貴県議会と台南県議会が友好交流協定を締結する運びとなりましたことをお聞
きし、感銘を深くするとともに心からお祝い申し上げます。
石川県は金沢が生んだ八田與一技師の故郷であり、台南の人々は烏山頭ダム建設、そし
て万里の長城より六倍も長い一万六千キロメートルにも及ぶ給排水路をもって嘉南大
[土川]を建設された八田先生の偉業に対して、今でも変らぬ尊敬の念を抱いています。
この八田與一先生の偉業があったればこその今回の友好交流協定かと拝察しております
が、一方で、長井賢誓先生や宮元陸先生たちが「石川県議会日台友好議連」を設立して何
度か台湾を訪れたご熱意によるところでもあります。
今年に入って、宮城県の仙台市が台南市と交流促進都市協定を結び、また、東京都下の
八王子市が高雄市と姉妹都市を提携するなど、台日間の交流はますます密になっています。
しかし、これまで日本の都道府県議会が台湾の県議会と協定を結んだことはなく、貴県
議会と台南県議会が初めてのことと伺い、これはまさに壮挙と讃えられるべきことです。
今回の協定締結がさらに議会同士の交流に弾みがつくことを心から願っております。
台湾の地から満腔の祝意を示すとともに、皆様方のお志に衷心より感謝申し上げます。
2006年12月19日
李登輝之友会全国総会総会長 黄 崑虎
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