石川県議会訪問団が友好交流協定を結んだ台南県議会を答礼訪問 [宮元 陸]

小松−台湾定期便誘の悲願も来年3月に達成!

 昨年12月19日、石川県議会と台湾の台南県議会が友好交流協定締結の調印式を金沢市
内のホテルで行いました。それまで日本の都道府県議会が台湾の議会と交流協定を結ん
だ例はなく、これが初めてのケースでした。

 当日、協定締結に尽力された台湾・李登輝之友会全国総会長の黄崑虎・前総統府国策
顧問が「これはまさに壮挙と讃えられるべきことです。今回の協定締結がさらに議会同
士の交流に弾みがつくことを心から願っております。 台湾の地から満腔の祝意を示す
とともに、皆様方のお志に衷心より感謝申し上げます」との祝辞を贈られたことを思い
出します。

 石川県議会でこの友好交流協定の締結に中心となって尽力したのが、日台友好促進石
川県議会議連事務局長で本会理事の宮元陸県議(台湾李登輝学校研修団1期生)です。

 このたび宮元県議より、去る11月23日に友好交流協定締結の答礼として訪問したこと
を伝えていただきましたので、ご紹介します。

 なお、宮元県議らが数年前から働きかけていた小松−台北間の定期便就航も、来年3月
に実現することがほぼ確実になったことも併せて伝えていただいています。

 また、石川県議会に神奈川県議会が交流協定締結のレクチャーを受けて行ったとも報
告されています。石川県議会をお手本として、台湾との議会交流がどんどん実現してく
れることを大いに期待したいものです。

 ちなみに、石川県議会と台南県議会の友好交流協定の模様は、昨年の『日台共栄』第
16号(3月号)に宮元県議が「台南県議会と友好交流協定を締結」と題して執筆していた
だいていますが、本会ホームページ「活動」欄の「姉妹都市」に掲載しているPDF版
でも読むことができます。                     (編集部)

■日本李登輝友の会ホームページ:http://www.ritouki.jp/


石川県議会訪問団が友好交流協定を結んだ台南県議会を答礼訪問
小松−台湾定期便誘の悲願も来年3月に達成!

                       石川県議会議員・本会理事 宮元 陸

 いつもお世話になっております。

 11月23日(金)に石川県議会訪問団が昨年の友好交流協定の答礼として台南県議会を
訪問致しました。

 県議会議員15名、県職員4名合わせて19名の訪問団でしたが、台南県議会の熱烈歓迎を
受け充実した訪問を致してまいりました。また県庁も同時に訪問し、蘇煥智知事からも
大歓迎頂きました。

 李登輝之友会全国総会長の黄崑虎先生(前総統府国策顧問)も体調を若干崩しておら
れましたが、わざわざお出まし頂きご挨拶を頂きました。23日、黄崑虎先生が台南県議
会でのご挨拶で「地方同志の交流がいずれ国を動かす時代に必ずなってきます。そのた
めには議会間の友好交流は極めて重要であるし、今後の日台関係をより強固なものに発
展させて行くためにも大切であります。県議会間交流が全国へ広がるための先鞭をつけ
てくれた石川県議会の意義は大きい」と言われたのが印象に残っています。

 今後、定期的に相互訪問が行われると思いますが、議会から県同志の姉妹提携に何と
か持って行きたいものです。

 また、それとは別に石川県として小松−台湾定期便の誘致運動を永年続けてまいりま
したが、23日の午前に我々訪問団に対しエバー航空の陳社長が来春3月30日台北−小松就
航を表明して頂き、ようやく悲願が達成されそうであります。

 今回の就航実現には、地元の森喜朗元総理の政治力はもとより、八田技師をはじめと
した先輩各位の永年の交流の積み重ねの賜物と感謝しております。

 来春の定期路線開設により、より一層日台双方の交流が活性化し、草の根の運動に拍
車がかかることを願っております。

追伸 石川県議会事務局からの報告によると先般、神奈川県議会が台湾の県議会と友好
交流協定の準備を進めるため石川県議会事務局を訪問され、交流協定締結のレクチャー
を受けて行かれたとのことです。もし、神奈川県議会が締結されるとそれに続く締結の
動きが出て来るやも知れず、誠に好ましい動きと言えます。

 以上、取り急ぎご報告まで。

 それから、12月の大忘年会出席させて頂きます。宜しくお願い致します。



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