すでに本会会員の皆様にはお届けしていますが、遅ればせながら機関誌『日台共栄』3月
号(第16号)がようやく出来上がってまいりました。
今号では、「巻頭言」は林建良・本会常務理事が「李登輝前総統の真意とは何か」と題
して、李登輝前総統の発言の真意について解説、また、自民党の中川昭一・政調会長への
編集長インタビュー「価値観を共有する日本と台湾」、昨年12月19日、日台初となる石川
県議会と台南県議会の「友好交流協定」締結に尽力した宮元陸・石川県議会議員による「
台南県議会と友好交流協定を締結」など、盛りだくさんの内容です。下記に目次を紹介い
たします。
なお、創刊号から連載してまいりました黄文雄氏(本会常務理事・評論家)の「日台共
栄前史」は今号の「軍人・樺山資紀の台湾探検」が最終回となりました。第1回を「『明史』
が『台湾は日本に属す』と記述する理由」と題して連載がはじまったこの「日台共栄前史」
は、これまで誰もが通史として書ききれなかった未踏の分野を含め、古代からの日台交流
史に挑戦した意欲作でした。
黄文雄先生には、単行本を年に10冊以上も出版する合間を縫って連載を執筆いただきま
した。この場を借りて改めて感謝申し上げます。この連載は、いずれ単行本に収録する予
定だそうです。機関誌『日台共栄』誌から初の単行本です。楽しみです。
今年からの会費改定に伴い、機関誌『日台共栄』は学生会員を含めた全会員に送付する
ことにしております。海外会員の場合はまだ届いていないかと思われますが、届いていな
いという方は、お手数ですが、会員番号とともに日本李登輝友の会事務局までご一報くだ
さい。 (「日台共栄」編集委員会)
【巻頭言】李登輝前総統の真意とは何か●林建良
台湾と私(16) 中共研究から台湾研究へ●伊原吉之助
【インタビュー】価値観を共有する日本と台湾●中川昭一
台南県議会と友好交流協定を締結●宮元 陸
日台交流を促進する姉妹都市提携●柚原正敬
中国捏造史観を否定した台湾の文科省●永山英樹
台湾版新幹線はこれからが正念場●片木裕一
今年も台湾に河津桜の苗木千本を寄贈●本誌編集部
間違いだらけの台湾認識(6) 台湾、「中華民国」、台中関係●多田 恵
日台共栄前史(最終回) 軍人・樺山資紀の台湾探検●黄 文雄
Z旗を先頭に日台共闘・台湾防衛デモ●台湾研究フォーラム事務局
米中の台湾政策をテーマに田久保・平松両氏が熱弁●本誌編集部
会場が狭い!熱気充満!「平成十八年 日台共栄の夕べ」●本誌編集部
「外登証と台湾表記に関する政府への要望決議」と「日台共栄アンケート」結果
支部だより 青森 DVD鑑賞会と新年会●出町淑貴
支部だより 山梨 第三回総会と林建良常務理事の記念講演●宮沢芳蔵
支部だより 千葉 第一回台湾問題研究会を開催●金光俊典
支部だより 福岡 設立三周年記念に金美齢先生講演会●永嶋直之
日台交流日録(15)
事務局だより・編集後記