安倍昭恵夫人が紅毛港保安堂で安倍元総理の銅像に献花

 「安倍晋三友の会」(陳唐山会長)の招きにより7月17日から台湾を訪問している安倍晋三・元総理夫人の昭恵さんは18日、高雄の紅毛港保安堂に建立されている安倍元総理の銅像を訪れて献花をした。19日午前は、新北市の五指山軍人墓地に眠る李登輝元総統のお墓にお参りし、午後には蔡英文総統と面会の予定だという。

 本会の「李登輝先生墓参訪台団」もつい数日前の7月12日に李登輝元総統のお墓に詣で、参加者31人全員で李登輝基金会の鄭睦群・執行長などと「千の風にのって」を歌って李登輝元総統を偲んだばかりだ。翌13日には紅毛港保安堂を訪問し、献花させていただいた。未だ記憶に新しく、昭恵夫人が両所を訪問することも知っていたため、露払いのつもりで参拝した。

 団長を務めた辻井正房・副会長は、17日夜に「安倍晋三友の会」が開いた昭恵夫人の歓迎会に招かれていたため、帰国を延期して歓迎会に参加している。

—————————————————————————————–昭恵さん、安倍氏の銅像に献花「主人の魂きっと一緒に」【中央通信社:2023年7月18日】https://japan.focustaiwan.tw/politics/202307180004

 (高雄中央社)台湾を訪問している故安倍晋三元首相の妻、昭恵さんは18日、南部・高雄市内の廟に建てられた安倍元首相の銅像に献花した。あいさつでは「きっと主人の魂はここに一緒に来て皆さんに感謝していることと思う」と涙ながらに語った。

 銅像が設置された廟「紅毛港保安堂」には、第2次世界大戦中にバシー海峡に沈んだ旧日本軍の哨戒艇と乗組員145人が祭られている。

 昭恵さんは「この地に銅像を建てていただいて本当に大きな意味があるんだなと感じている」とし、この英霊たちと台湾と日本の友好のために「これからも主人はきっとどこかで働いてくれるものだと信じている」と話した。

 陳其邁(ちんきまい)高雄市長や2018年まで高雄市長を務めた陳菊(ちんきく)監察院長らも廟を訪れ、昭恵さんに続いて銅像の前に花を供えた。

 昭恵さんは民間団体、台湾安倍晋三友の会の招きを受けて訪台。20日まで滞在し、蔡英文(さいえいぶん)総統との面会や李登輝(りとうき)元総統の墓参りなどが予定されている。

(蔡孟[女予]/編集:楊千慧)

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