明日10月11日、台湾の「安倍晋三友の会」(陳唐山会長)が台北市内の圓山大飯店において設立大会を開催します。 開催に当たり、陳唐山会長からのご案内にて本会の渡辺利夫会長は、7月15日に同会と台日産経友好促進会が企画した安倍晋三・元総理へのお悔やみ広告を産経新聞に掲載したことなどに触れつつ、「私どもは日台運命共同体という理念の下、安倍元総理の言葉を実践するために、『安倍晋三友の会』様との協力関係を推進し、親善交流と親睦関係を促進して参りたいと心から願っている」旨の祝賀メッセージを送っています。
下記に紹介する中央通信社のニュースでは、設立大会には安倍元総理の国葬に台湾から参列した蘇嘉全・台湾日本関係協会会長や李登輝基金会の李安[女尼]董事長などが招かれていると伝え、「『日華議員懇談会』の古屋圭司会長や日本李登輝友の会の渡辺利夫会長、久間章生元防衛相などから祝賀メッセージが送られるという」と報じています。
報じられているとおりで、渡辺会長の名代として台北在住の梅原克彦・本会常務理事(元仙台市長、元国際教養大学教授)も招かれており、渡辺会長の祝賀メッセージを代読する予定です。
台湾では安倍元総理の銅像が高雄の紅毛港保安堂に建立され、追悼音楽会が開かれ、さらには「安倍晋三友の会」まで設立され、どうも日本の騒々しい様子とは勝手が違うようです。
ただ、日本でも、国葬の日の一般献花には2万5,000人ほどが黙して粛々と列をなし、また、8月25日から9月30日まで行われたデジタル献花には52万名もの方々が参加したことは銘記しておきたい。このサイレントマジョリティにこそ、日本人の真実がこもっていると思われます。
—————————————————————————————–台湾安倍晋三友の会、11日に円山ホテルで設立大会開催【中央通信社:2022年10月8日】https://japan.focustaiwan.tw/society/202210080006
(台北中央社)民間団体、台湾安倍晋三友の会が11日、円山大飯店(グランドホテル台北)で設立大会を開くことが分かった。同会が7日までに発表した。
同会によると、設立大会には台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長や李登輝基金会の李安[女尼](りあんじ)董事長(会長)らが招かれるほか、日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長や日本李登輝友の会の渡辺利夫会長、久間章生元防衛相などから祝賀メッセージが送られるという。
台日間の全方位交流を目指す台湾安倍晋三友の会。今年7月、日本の主要紙に掲載された安倍氏追悼の全面広告の企画を手掛けた。また日本の次世代「知台派」を育成する目的で、台湾に留学する若者を対象にした奨学金制度を設け、近日中に合格者を発表する予定。
(温貴香/編集:羅友辰)
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