柯文哲・台北市長、林佳龍・台中市長、頼清徳・台南市長、陳菊・高雄市長の4市長も寄付を表明
している。
それに続いて、中国信託金融ホールディングが1000万台湾ドル(約3300万円)を寄付すると発表
した。日本経済新聞が伝えているので下記にご紹介したい。
義捐金ばかりではない。台湾政府はすでに日本政府にレスキュー隊を派遣する用意があることを
伝えており、新北市(朱立倫市長)でも消防局が救援隊を結成していつでも要請に応えられる態勢
を整えている。
それに続いて、今度は屏東県政府(潘孟安市長)消防局が救援隊を結成し、日本政府の要請があ
ればいつでも出動ができると表明した。
屏東県は蔡英文・次期総統の両親の故郷であり、明治に入って牡丹社事件を通じて日本と台湾が
初めて出会ったところだ。大東亜戦争中、屏東には陸軍の飛行場があり、東港には海軍航空隊も置
かれていた。本会の阿川弘之・初代会長が海軍軍人としての訓練を受けたのもこの東港だった。
東港には日本軍人を祀る小さな祠「日本軍魂廟」もある。また、鵝鑾鼻には大東亜戦争中にバ
シー海峡で犠牲となった日本人を祀る潮音寺が建ち、来義郷には鳥居信平が造った地下ダムの二峰
圳もあり、日本とのゆかりは深い。
台湾CTBC、熊本地震で3300万円寄付
【日本経済新聞:2016年4月18日】
中国信託金融ホールディング(CTBC、台湾の金融大手) 熊本地震の被災地支援のため、
1000万台湾ドル(約3300万円)を寄付すると発表した。傘下の中国信託商業銀行と東京スター銀行
が共同で資金を拠出する。
中国信託商業銀は2014年に東京スター銀を買収した。CTBC最高顧問の江丙坤氏は東京大学大
学院で農業経済学博士号を取得し、台湾きっての知日派として知られる。(台北=伊原健作)