全日本台湾連合会の新年会に頼清徳・総統や卓栄泰・行政院長がメッセージ

去る1月19日、東京・上野の精養軒において趙中正氏が会長の全日本台湾連合会と全日本頼清徳後援会が新年会を催し、日本人初の行政院政務顧問の野崎孝男氏による講演会も行った。

会場には、講師の野崎孝男氏や李逸洋・台北駐日経済文化代表処代表、金美齢・元総統府国策顧問、許世楷・元台北駐日経済文化代表処代表と盧千恵夫人、岸信千世・衆院議員、ジャーナリストでBS11「「報道ライブ インサイドOUT」メインキャスターの岩田公雄氏、国際政治学者の藤井厳喜氏、山田摩衣・新北市議、頭山興助・呉竹会会長など各界から出席し、台僑など約130人が参加した。

日本李登輝友の会からも、松浦正人・副会長や常務理事の清水志摩子氏や江成雅子氏、事務局長の柚原正敬氏をはじめ会員も多数出席した。

中央通信社がその模様を伝えているので下記に紹介したい。

また、中文版の記事の方が詳しく、写真も4枚掲載しているので中文版記事も紹介し、自由時報の記事も併せて紹介したい。

◆全日本台灣連合會新年會 僑胞憂國會亂象
 【中央通信社:2025年1月20日】
 https://www.cna.com.tw/news/aipl/202501200227.aspx

◆全台連新年會 趙中正●台僑支援本土政權(●=竹冠に龠頁)
 【自由時報:2025年1月20日】
 https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/4929155


在日台湾人組織が新年会 頼清徳総統、ビデオメッセージ寄せる
【中央通信社:2025年1月21日】
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202501210007

(東京中央社)在日台湾人団体の連合組織、全日本台湾連合会(全台連)が19日、都内で新年会を開催し、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)らが出席した。

頼清徳(らいせいとく)総統や卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)、僑務委員会の徐佳青(じょかせい)委員長(閣僚)はビデオ形式であいさつを寄せた。

李氏はあいさつで「現在、台日両国は経済、半導体、貿易、観光、文化、民間団体、国会議員、地方間など多くの分野での交流が史上最高のレベルに達している」と述べた。

また中国の呉江浩駐日大使が昨年、日本メディアのインタビューで「台湾は過去も現在も未来も国ではない」としたことについて「事実をゆがめた発言であり、断じて容認できない」と批判。

「台湾はすでに世界が無視できない強い主権独立の国家」だとした。

同連合会の趙中正会長は、立法院(国会)を巡る状況について「国民党および民衆党の野党連合の理不尽な国会運営で、立法院が混乱の中にある」と言及。

台湾人の団結が求められていると語った。

超党派議員連盟、日華議員懇談会(日華懇)所属の岸信千世衆院議員(自民党)や、北部・新北市の山田摩衣市議、台北駐日経済文化代表処の許世楷元代表らも出席してあいさつした他、行政院(内閣)の野崎孝男政務顧問が講演を行った。

(楊明珠/編集:田中宏樹)。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。