都市間提携として「友好交流協定」を締結、晴れて姉妹都市となりました。交流協会の「日本台湾
交流協会」への名称変更に始まった本年、続けての慶事です。心から祝意を表するとともに、下記
にそれを伝える「熊本日日新聞」の記事をご紹介します。
また、高雄市の「市政新聞」も関係写真5枚を掲げて詳しく報じていますので、これも下記にご
紹介します。
なお、4年前の熊本市は幸山政史(こうやま・せいし)市長でしたが、2014年12月から、県議5期
を経て市長選に当選した大西一史(おおにし・かずふみ)氏が市長をつとめています。
◆高雄市、熊本縣、熊本市締結共同友好城市 陳菊盼三方關係緊密【1月11日:市政新聞】
http://www.kcg.gov.tw/CityNews_Detail.aspx?n=3A379BB94CA5F12D&sms=36A0BB334ECB4011&ss=5CF8F10755758261A9CA99B7EBE649AB1B21DACE6B300DBC1B998EFFBCE7731CEB2DD9008CF0D049
◆台湾と姉妹提携する日本の自治体・議会【本会HP「日台姉妹交流」】
http://www.ritouki.jp/index.php/activity/sister-city/
台湾高雄市と友好協定 県と熊本市
【熊本日日新聞:2016年1月12日】
http://kumanichi.com/news/local/main/20170112001.xhtml
写真:「友好交流協定」の協定書にサインし、笑顔を見せる蒲島郁夫知事(右)、陳菊高雄市長
(中央)、大西一史熊本市長=11日、台湾・高雄市(県提供)
県と熊本市は11日、台湾・高雄市と3者で「友好交流協定」を締結した。3者は2013年9月、交流
促進に関して「覚書」を結んだが、3年間の期限付きだった。今回の協定は期限を設けておらず、
経済や観光などの分野の結びつきを強化する。
高雄市は人口約280万人。「台湾第2の都市」とされ、アジア有数のコンテナ港がある交易の中心
都市だ。
協定書では「経済、観光、教育、スポーツ、文化等の分野において友好交流を推進する」と明
記。「友好互恵関係」を維持するため、3者での協議を継続していくことも盛り込んだ。
当初は昨年10月に締結調印式を予定していたが、高雄市が台風被害を受けたため延期。11日は、
蒲島郁夫知事と大西一史熊本市長が高雄市を訪れ調印式に臨み、陳菊高雄市長と協定書にサインし
た。
13年の覚書締結後、熊本側は高雄市の百貨店で毎年度、県産品フェアを開催。15年10月には熊本
−高雄間の定期航空路線も実現した。同路線は熊本地震後もいち早く6月に運航を再開した。
(太路秀紀)