北海道新聞が、札幌から車で約5時間半、女満別空港から30分のところにある人口
6,000人の津別町が台湾・彰化県にある二水郷と交流を深めていることを伝えている。き
っかけは、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の郭仲熙・業務組次長が二水郷出
身で、「部下が10年前に佐藤・現町長宅にホームステイした縁」だという。
5月に二水郷の許文耀・郷長(町長)らが津別を訪れたことへの返礼を兼ね、今後の交
流促進へ道筋をつけるため、11月10日から佐藤多一町長らによる初の訪問団を派遣する
という。
台湾との交流は、岡山市:新竹市、仙台市:台南市、八王子市:高雄市の例を見ても
分かるように、なんといっても姉妹都市交流が一番だ。スポーツや文化交流を通じて町
がどんどん活性化してゆく。津別町と二水郷もそれにならいたいものだ。
なお、日台の姉妹都市交流の詳細については本会ホームページをご覧ください。また
津別町と二水郷につきましては、下記のホームページをご参照ください。 (編集部)
■北海道津別町(つべつちょう)役場
〒092-0292 北海道網走郡津別町字幸町41
TEL.0152-76-2151 FAX.0152-76-2976
メールアドレス webmaster@town.tsubetsu.hokkaido.jp
ホームページ http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/
■彰化県二水郷公所
530 彰化縣二水郷裕民村南通路二段764號
TEL.04-8790100
ホームページ http://www.erhshui.gov.tw/index2.htm
津別町 台湾・二水郷へ訪問団 町長ら11人 交流促進へ道筋
【11月2日 北海道新聞】
【津別】町は十日から台湾中部のまち二水郷に佐藤多一町長らによる初の訪問団を派
遣する。五月に二水郷の許文耀・郷長(町長)らが津別を訪れたことへの返礼を兼ね、
今後の交流促進へ道筋を付けたい考えだ。
訪問団は佐藤町長と町産業課の担当者をはじめ町議会、町農協などの総勢十一人。十
日から十四日までの日程で二水郷や台湾最大の都市・台北を訪れる。町費の支出は、町
長と担当職員の二人分の約三十万円。
二水郷ではあんどんを空に飛ばす天燈祈願のイベントに参加するほか役場や議会を訪
問。民宿やレジャー農園、病院、ゴルフ場なども見学し、日本からの長期滞在者誘致に
力を入れている現地の受け入れ態勢を確認する。
また、二水郷近郊の二林鎮・中正国民小を訪問。町内の活汲小中がリコーダー演奏で
活躍していることから、全日本リコーダーコンテストにも参加している中正国民小との
交流を目指す。台北ではデパートの食品売り場や青果市場を視察。津別産農産物輸出の
可能性を探る。
佐藤町長は「正式な姉妹都市提携などはまだ考えていないが、可能なところから交流
を進めたい。天燈祈願のイベントは津別でもできれば面白い」と話している。
二水郷は人口約一万七千人の農業のまち。駐日台北経済文化代表事務所(東京)の郭
仲熙次長が二水郷出身で、部下が十年前に佐藤・現町長宅にホームステイした縁で交流
が始まった。(佐藤仁)
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