海道振興協議会)が台湾の「日月潭(じつげつたん)サイクリングコース)(中華民国自行車騎士
協会)と「姉妹自転車道協定」を今治市で締結する。台湾との自転車道の提携は日本初。
昨日の「マイナビニュース」がその背景などを伝えているのでご紹介したい。記事では、この協
定締結を中心的に推し進めてきた中村時広(なかむら・ときひろ)愛媛県知事のことに少し触れて
いる。締結の際には、本誌ではこれまでの経過などをさらに詳しく伝えたい。
瀬戸内しまなみ海道が台湾のサイクリングコースと姉妹自転車道協定を締結
【マイナビニュース:2014年10月21日】
瀬戸内しまなみ海道振興協議会は10月25日、「瀬戸内しまなみ海道」を、日本を代表するサイク
リストの聖地として世界に発信していくために、台湾サイクリスト協会と姉妹自転車道協定を結
ぶ。
◆さらなる観光振興や実需の創出を目指す
同海道と協定締結するのは、台湾の「日月潭(にちげつたん/じつげつたん)サイクリングコー
ス」 。同コースは、台湾最大の淡水湖「日月潭」の周囲に整備されたサイクリングロードで、豊
かな自然や穏やかな水面風景などしまなみ海道と共通点がある。
これまで、愛媛・広島両県知事、尾道市長、今治市長などが、台湾のサイクリングイベントに参
加してきた。また、台湾サイクリスト協会側も、富士山ヒルクライムやしまなみ海道サイクリング
など日本でのスポーツイベントに参加。お互いに交流を行ってきたが、今回の協定締結により、さ
らなる観光振興や実需の創出による地域の活性化を目指す。
協議会は協定締結により、両自転車道のブランド力の向上、国内外からの観光客の増加、サイク
リング先進国との交流で、多様な自転車新文化を醸成する効果も期待できるとしている。調印式
は、しまのわ2014のフィナーレである国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」の前日に、
今治市で行う。また、締結を記念し、多々羅しまなみ公園には記念碑を設置するという。