台湾の総人口が2,350万人を突破! 人口によって政界地図も塗り替わる台湾

7月23日、台湾の内政部統計処が本年6月末末時点での人口構成に関する統計結果を公表した。昨
年末より1万6288人増えて2,350万8,362人となり、2,350万人を突破した。中央通信社が伝えている
ので下記にご紹介したい。

 統計によると、男性人口は1,171万1,541人で女性人口の1,179万6,821人より8万5,280人少ない。
その主な理由について、男性は女性に比べて死亡率が高いことと、近年は中国からの配偶者が増え
ていることを挙げている。

 また、都市ごとの人口統計も公表していて、6大直轄市は以下の通りで、全人口の68.98%が集中
しているという。

1)新北市:397万2,204人(16.90%)
2)高雄市:277万8,092人(11.82%)
3)台中市:275万4,191人(11.72%)
4)台北市:270万2,925人(11.49%)
5)桃園市:212万4,339人(9.03%)
6)台南市:188万5,388人(8.02%)

 ちなみに、行政院の直轄市は人口125万人以上であることが条件となっていて、市長は閣議にあ
たる行政院会議に出席する資格を持つとされている。直轄市が増えれば、中央政府への圧力も増
す。

 また、直轄市は地方交付税が優遇されていることから、直轄市をめざす自治体が少なくないとい
う。

 すでに2016年4月時点で、彰化県の人口は128万8,932人で直轄市の条件を整えている。また隣県
同市の雲林県(69万7105人:本年6月現在)と嘉義県(51万8,507人:本年3月現在)が合わせて121
万5,612人で、間もなく直轄市の条件を整えることから合併話も持ち上がっているという。

 直轄市の首長はまた政治的影響力も少なくないと言われ、新北市以外が政権与党の民進党市長で
あることに加え、立法院で民進党が安定多数の68議席を占めていることから、蔡英文政権の2期目
も有力視されている。つまり、人口によって政界地図も塗り替わるのが台湾の特徴の一つと言える
のかもしれない。

◆105年第30週?政統計通報(105年6月底人口結構分析)
 http://www.moi.gov.tw/chi/chi_news/news_detail.aspx?type_code=01&sn=10820


台湾の総人口2350万人 嘉義県で高齢化進む
【中央通信社:2016年7月24日】

 (台北 24日 中央社)内政部(内務省)は23日、今年6月末時点での人口構成に関する統計結果
を公表した。それによると、台湾の総人口は2351万人で、昨年末より1万6288人増加したことが分
かった。

 総人口の68.98%は台北、新北、桃園、台中、台南、高雄の6直轄市に暮らす。2013年からは台
北、新北、台中などを中心に女性人口が男性を上回る状態が続いており、女性を100とした場合、
男性は99.28だった。

 また、65歳以上の老年人口を14歳以下の年少人口で割った「老年化指数」は北部で87.2、南部で
112.05。最も高い数値となったのは嘉義県で167.87。最も低かったのは新竹市の61.25だった。

                               (謝佳珍/編集:齊藤啓介)


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