【中央通訊社:2012年2月22日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201202220007
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(台北 22日 中央社)野党民進党は22日午後、中央執行委員会を開き、2月いっぱいで辞
任する蔡英文主席の後を受ける代理主席に陳菊高雄市長(61)を選出した。
蔡主席は先月14日の総統選挙で現職の馬英九総統(国民党)に敗北し主席の引責辞任を
表明していた。蔡氏は代理主席に陳市長を強く押していたと伝えられるが、陳氏は市政を
優先したいとの意向を示し、現在も姉妹都市交流などで訪米中だ。
代理主席選びは混迷し、一時は民進党国会議員団の代表をつとめる柯建銘立法委員の就
任も伝えられたが、最終的に陳菊市長の推挙に1本化された。陳菊氏は、蔡氏の本来の任期
であるである5月まで代理主席をつとめる。
陳市長は代理主席決定後に声明を発表、「党の期待を裏切るわけにはいかない」と決意
を述べ、高雄の市政を最優先としつつも、選挙後の党内の状態を安定させることを最初の
任務とし、蔡主席と次の主席のスムーズなバトンタッチを支え、民進党の再起に尽くした
いとの目標を示した。