【中央通訊社:2012年1月18日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201202180005
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(東京 18日 中央社)きょうから26日まで東京ドームで開催される「世界らん展日本大
賞2012」の審査が17日行われ、台湾の作品が2部門で受賞した。
出展総数は約3000種、約10万株、250万輪以上、審査申請総数1293作品と世界最大級とい
う同イベントで受賞したのは、清華蘭園の高水恩董事長が出品したリンコスティリス・ギ
ガンテア(Rhynchostylis gigantea)「スプリング・ファイヤー(Spring Fire)」。個別
審査部門で優良賞を取ったほか、英国王立園芸協会からも特別賞を獲得した。そのうち、
優良賞の受賞は、高さんが大会に参加して20年あまりで初めてだ。
同作品は、総状花序が垂れ下がり、ふさふさした狐の尻尾のように見えて、非常にエレ
ガントだという。
高さんは、「スプリング・ファイヤー」は十数年かけて育成したもので、寒さに弱い葉
っぱが傷まないよう温室栽培の場合、10度以上の温度維持が必要だと説明した。
大学卒業後、らんの栽培に40年あまり携わってきた高さんは、展示会参加のため、世界
各地を訪れ、台湾のために栄光を勝ち取ってきた。台湾産らんの花は世界的にも有名で、
農産物の輸出ランキングでトップに輝いている。