台湾からの出展が見ものの「世界らん展日本大賞2012」

日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

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●台湾からの出展が見ものの「世界らん展日本大賞2012」 冨澤 賢公(千葉県)

 今、東京ドームで「世界らん展日本大賞2012」が2月26日まで開催されています。私の高
校時代の友人も出展して毎年入賞している関係もあって昨日観てきました。テレビで有名
なデザイナーの仮屋崎省吾のきらびやかなディスプレイも目を引きます。

 しかし、何と言っても台湾からの出展が見ものです。台南、嘉義、台中、台東、台北か
ら蘭の栽培・販売店が参加しています。台湾のブースが数多くあり、蘭の花やグッズを販
売している台湾の人たちと楽しい話ができます。蘭の花は台湾が世界でも有名で、台湾政
府も力を入れています。値段も手ごろでこれから蘭の栽培を始めようという方にとっても
いいと思います。蘭の花に興味のない方でも目を見張るような美しさで、一日遊べます。
東京ドームに降り立ったことのない方にもお勧めです。

 ちなみに、昨日は東京ドームの隣の後楽園ホールでテレビの「笑点」の公開収録があた
り、2週間分も観てきました。3月4日と3月11日に放映されます。生の歌丸さん、円楽さん
たちのおそらくオンエアーされないであろうやり取りが面白かった。田中防衛大臣と真紀
子さん角栄さんを辛辣に物まねしたところは大受けでした。

 百花繚乱を目の当たりにした一日でした。               (2月19日)

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3>> 世界らん展日本大賞2012、台湾が2部門受賞

【中央通訊社:2012年1月18日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201202180005

 (東京 18日 中央社)きょうから26日まで東京ドームで開催される「世界らん展日本大
賞2012」の審査が17日行われ、台湾の作品が2部門で受賞した。

 出展総数は約3000種、約10万株、250万輪以上、審査申請総数1293作品と世界最大級とい
う同イベントで受賞したのは、清華蘭園の高水恩董事長が出品したリンコスティリス・ギ
ガンテア(Rhynchostylis gigantea)「スプリング・ファイヤー(Spring Fire)」。個別
審査部門で優良賞を取ったほか、英国王立園芸協会からも特別賞を獲得した。そのうち、
優良賞の受賞は、高さんが大会に参加して20年あまりで初めてだ。

 同作品は、総状花序が垂れ下がり、ふさふさした狐の尻尾のように見えて、非常にエレ
ガントだという。

 高さんは、「スプリング・ファイヤー」は十数年かけて育成したもので、寒さに弱い葉
っぱが傷まないよう温室栽培の場合、10度以上の温度維持が必要だと説明した。

 大学卒業後、らんの栽培に40年あまり携わってきた高さんは、展示会参加のため、世界
各地を訪れ、台湾のために栄光を勝ち取ってきた。台湾産らんの花は世界的にも有名で、
農産物の輸出ランキングでトップに輝いている。

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