【中央通訊社:2011年12月18日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201112180006
*写真は、子豚を並べた台湾の地図。
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201112180006
*写真は、子豚を並べた台湾の地図。
(台北 18日 中央社)野党民進党は18日、来年1月14日の総統・立法委員選挙に向けた小
額献金キャンペーン用に支持者らに配布していた「子豚の貯金箱」を全国から一斉回収、
これまでに集まった「子豚」は10万匹を超えた。
子豚の貯金箱キャンペーンは10月末から始まり、総統選挙本部だけで約30万個を配布し
ている。今月10日から始まった回収作業では、初日に7万個が集まった。
18日には、各地の党支部に寄せられた子豚が、トラックなどで新北市の選挙本部に集合。
これまでに“里帰り”した子豚は10万匹を超え、本部前には、小銭でお腹を満たした子豚
を並べた台湾の地図が出現した。
民進党では、1月2日と3日に最後の回収を行った後に、献金総額の発表を予定している。
「子豚運動」は、10月初旬に保護者に付き添われた子供が子豚の貯金箱を寄付したとこ
ろ、監察院が「未成年者の献金は違法」と注意したことから始まった。党は、監察院の杓
子定規な対応を「国民党に肩入れしている」と批判、皮肉も交えて子豚キャンペーンを始
めたところ、全色そろえて記念に飾ったり、子豚に洋服を着せたりする支持者が続出する
大ブームとなり、民進党の支持を盛り上げるきっかけとなった。