本会からも渡辺利夫・会長や加瀬英明・副会長、柚原正敬・事務局長なども執筆している。
日本のオピニオン誌で、台湾の独立建国運動に携わっているメンバーが執筆することはあまりない。ましてや、その歩みの詳細について掲載されることは恐らく本邦初のことかもしれない。なんとも思い切った企画だ。秘蔵版とさえ言えるだろう。売り切れないうちにご購入を勧めたい。
◆月刊「正論」1月号増刊(定価:1,000円) https://www.fujisan.co.jp/product/1482/?tt=opt&utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=1482&yclid=YSS.1000016670.EAIaIQobChMIldmEh-mp5gIV2LWWCh1VgQF2EAAYASAAEgIuNfD_BwE
—————————————————————————————–正論 2020年1月号増刊 (2019年12月10日発売) の目次
【リーダーたちの言葉】
・台湾はアジアの民主主義の砦 台北駐日経済文化代表処代表 謝長廷・元総統 李登輝 台湾が中国の手に落ちれば日米の喉元にナイフ 2018年インタビュー 聞き手/産経新聞外信部編集委員兼論説委員 河崎真澄・蔡英文総統 2019年単独インタビュー 中国に誤った判断させない新聞では報じきれなかった、その内容とは――・元総統 陳水扁 2018年単独インタビュー 投獄は民主化のための十字架だ 聞き手・構成/産経新聞外信部次長 矢板明夫・中国との平和協定は大きな災難をもたらす 前行政院長 頼清徳・日米台の安保対話を 「日本台湾経済文化交流を促進する議員の会」会長・衆院議員 岸信夫
【台湾総統選の行方】
・民進党総統候補 蔡英文総統日本との連携に強い期待 本誌編集部・国民党総統候補 韓国瑜高雄市長逆転の機会狙う 本誌編集部・蔡英文再選の可能性高まる背景 東京外国語大学名誉教授 井尻秀憲・【対談】 台湾総統選 勝者が命運握る ノンフィクション作家 門田隆将×産経新聞台北支局長 田中靖人・総統選の行方に注目せよ 矢板明夫
【台湾独立の歩み】
・台湾独立運動の歩みを振り返る 台湾独立建国聯盟日本本部委員長 王明理・台湾は法的にも台湾なり 月刊台生報編集長 連根藤・逆風の中にチャンスあり 岩手県台湾同郷会会長 南郷成民・池袋の台湾独立の志士 史明の人生 矢板明夫
【台湾を狙う中国】
・反共鼎談 ヤクザの中華思想に毒されていない台湾 評論家 石平/静岡大学教授 楊海英/矢板明夫・台湾・香港の「自由の息子たち」を支援せよ 国家基本問題研究所主任研究員 湯浅博・特別講義 日本よ、米国に頼らず変化を 李登輝・台湾制圧を狙う習近平政権と人民解放軍 矢板明夫・日台連携で中国に対抗せよ 神戸大学大学院教授 簑原俊洋×矢板明夫・中国の「中華民族」は香港、台湾の悪夢だ 楊海英
【守るべき日台の紐帯】
・日本は何が何でも「スタンド・バイ・台湾」 評論家 金美齢・在日台湾人団体の戦い 台湾独立建国聯盟日本本部中央委員 趙天徳・心を一つにできる唯一の国、台湾 外交評論家 加瀬英明・蔡氏の訪日を実現させたい 全日本台湾連合会会長 趙中正・これが日本版台湾関係法だ 日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬
【守るべき日台の紐帯】
・在日台湾人座談会 日本はもっと中国に警戒を 全日本台湾連合会事務局長 長峰俊次/怡友会会長 中里憲文/全日本台湾連合会会長 趙中 正/日本台湾医師連合会長 宮田功健/台湾独立建国聯盟日本本部中央委員 趙天徳・坂井徳章 228事件 命賭けて問うた「平和」作家・ジャーナリスト 門田隆将・日本版「台湾関係法」制定を今こそ 元在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長 ロバート・D・エルドリッヂ・日本は同意していない「台湾は中国の一部」 拓殖大学学事顧問 渡辺利夫
【台湾が抱える課題】
・蔡英文政権を悩ます「そごう訴訟」の泥沼 矢板明夫・「国際基準」という台湾 もう一つのハードル ジャーナリスト 張茂森・地の利を活かして貿易立国目指せ 本誌編集部・「美麗島」にいらっしゃい 日本人が好きになる台湾観光地 本誌編集部・〈歴史戦〉政争に使われる慰安婦問題 モラロジー研究所歴史研究室長・教授 西岡力×麗澤大学特任教授 高橋史朗・朝鮮・台湾の日本統治 なぜ、かくも評価が異なるのか 渡辺利夫×麗澤大学客員教授 西岡力
・年表・まえがき「台湾の危機」 矢板明夫・あとがき 「正論」編集委員 安藤慶太