台湾が1月5日からはじめた能登半島地震への寄付金は、14日までに3億5533万台湾元(約16億6千万円)余りに達したそうです。
台湾からは義援金ばかりでなく、石川県に住む台湾人の陳文筆さんが理事長を務める「石川県台湾交流促進協会」は関係者を動員し、飲用水、ウェットティッシュ、カイロ、マスク、使い捨ての皿、カップ麺、スナック類を購入し、8日に数十箱の物資を七尾市の被災地に届けたそうです。また、台湾の高雄市立大同医院も毛布、ヒーター、寝袋各100点、カイロ100個以上を石川県台湾交流促進協会に届けるなど、物資の支援も続いているそうです。
仏教系慈善団体「慈済基金会」も1月13日に石川県穴水町の避難所で炊き出しを行い、中華丼など温かい食べ物約300食分を被災者に振る舞い、慈済基金会による炊き出しは今月末まで複数の避難所で行われるとのことです。
◆衛星福利部:支援能登半島震災 為日本加油 行政院公布捐款帳戸[1月4日] https://www.mohw.gov.tw/cp-16-77122-1.html
—————————————————————————————–能登半島地震 台湾が開設の寄付金口座、総額16億円超に【中央通信社:2023年1月15日】https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401150005
(台北中央社)衛生福利部(保健省)は15日、能登半島地震の被災地を支援するために開設した口座に集まった寄付金の金額が、14日までに3億5533万台湾元(約16億6千万円)余りに達したと発表した。寄付金は外交部(外務省)を通じ、日本の被災地の救援活動や復興支援などに使われる。
寄付件数は計10万1508件。受け付けは指定の銀行やコンビニなどで5日に始まった。19日に締め切られる。
台湾ではこの寄付金とは別に、政府が6千万円の寄付を発表しており、目録が11日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所(大使館に相当)に贈呈された。
(陳●■/編集:田中宏樹)(●=捷の手偏を女に ■=翊の立を令に)
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