台湾の義援金は5日から7日までの3日間で8,427万台湾元(約3億8,400万円)

 本誌1月5日号でもお伝えしたように、石川県が1月4日に義援金の受付を開始したのと時を同じくして、台湾の外交部は記者会見を開いて1300万台湾元(日本円でおよそ6000万円)を寄付すると発表。併せて、1月5日から19日まで、国内用として台湾銀行、中央銀行国庫局、郵便振替、台湾の4大コンビニエンスストアに、また国外用として兆豊国際商業銀行に寄付金を受け付ける災害救援口座を開設すると表明しました。

 なんと、開始された5日から7日までの3日間で義援金は8,427万台湾元(約3億8,400万円)を超えたそうです。

 2011年3月の東日本大震災のときは、台湾から253億円と世界最大級の義援金を送っていただいたことを思い出す人も多いかと思います。台湾の方々の温情には本当に頭が下がります。

◆衛星福利部:支援能登半島震災 為日本加油 行政院公布捐款帳戸[1月4日] https://www.mohw.gov.tw/cp-16-77122-1.html

—————————————————————————————–能登半島地震 台湾が開設の寄付金口座、3日間で総額4億円近くに【中央通信社:2024年1月8日】https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401080005

(台北中央社)衛生福利部(保健省)は8日、能登半島地震の被災地支援を目的に開設した口座に集まった寄付金の金額が7日までに8427万台湾元(約3億8400万円)を超えたと明らかにした。寄付金は外交部(外務省)を通じ、日本の被災地の救援活動や復興支援などに使われる。

受け付けは5日に始まった。

衛生福利部の担当者によれば、寄付件数は3万5028件。指定の銀行や中華郵政(郵便局)、コンビニ各社のマルチメディア端末などで受け付けているが、コンビニ端末での寄付が最も多いという。19日まで受け付ける。

台湾は一般から募っている寄付金とは別に、すでに政府として6000万円の寄付を発表している。

(陳●■/編集:名切千絵)(●=捷の手偏を女に ■=翊の立を令に)

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