http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090520/150111
【日光】今年一月に友好都市協定を結んだ台湾・台南市の高校生らが十九日、日光明峰
高を訪れ、両市の生徒らが茶華道などを通して交流を深めた。
訪問したのは、台南市立南寧高など三校の生徒二十八人とその関係者。高校生らの交流
は、日光市に県日台親善協会事務局があるのが縁で、二年前から続いている。
台湾からの来客を迎えた明峰高では茶道部員らの生徒たちが、茶道や華道を披露した。
「礼儀作法が分からず少し戸惑ったが、貴重な体験ができた」と生徒のお点前で茶道を
体験した陳佳儀さん(17)。一方、茶道部の横田知亜紀さん(16)は「国が違っても、こうし
て接してみると同じ高校生というのが印象。これからも友好関係を続けたい」と笑顔を見
せた。
十八日には斎藤文夫市長らも表敬訪問した。一行は二十日に都内に移動した後、帰国
する。
台湾と日光の高校生が交流 栃木
【5月20日 産経新聞】
修学旅行で栃木県日光市を訪れている台湾の高校生が19日、県立日光明峰高校(日光市
久次良町)を訪問した。
同校を訪問したのは、台湾・台南市内の高級中学(高校)3校の1〜3年の生徒28人と
教職員の計36人。日光明峰高校は、県日台親善協会(宇井肇会長)の仲介で、2年前から
台湾の高校生の訪問を受け入れている。
台湾の高校生は、日光明峰高校の3年生から日光やの紹介を受けた後、茶道と華道に挑
戦。華道では、華道部の女子生徒からの指導で生け花を作り上げた。また、日本と台湾の
関係や教育問題について、討論会や座談会を行い、理解を深め合った。
日光明峰高校の斎藤猛校長は「日光は国際観光都市だが、生徒は意外に外国人と接する
機会は少ない。このような機会で国際感覚を身につけてほしい」と意義を強調していた。