それぞれ経済分野に関する友好協力協定を締結。さらに翌年3月4日、台湾の陳菊高雄市長が群馬県
を訪問し、「経済分野における友好協力に関する協定」を締結している。
これを受け、渋川市の阿久津貞司(あくつ・さだじ)市長は本年5月9日、台湾からの観光誘客促
進に向けて彰化県長に交流先の紹介を依頼、去る11月7日、彰化県社頭郷と「経済分野における友
好協力に関する協定」を結んだ。心から祝意を表したい。
これで日本と台湾の自治体同士の都市協定は35件(本会調査)となり、今年だけでも加賀市(宮
元陸市長)が台南市と友好都市協定を結ぶなど5件あり、2012年の5件、2013年の7件に次ぐ快挙。
また群馬県は、1989年10月28日に上野村(神田強平町長)が苗栗県の卓蘭鎮と姉妹都市を結んだ
ことを手始めに、先に記したように、群馬県自体が彰化県、台中市、高雄市の3自治体と友好協力
協定を結び、みなかみ町(岸良昌町長)も2013年12月13日に台南市と友好都市協定を結んでいる。
そして、渋川市が彰化県社頭郷と友好協力協定を結び、群馬県だけで6自治体が台湾の自治体と都
市協定を締結している。
このような県は、日本では群馬県以外にない。石川県は加賀市の3自治体、長野県は県と松川村
の2自治体だから、いかに群馬県が突出しているかが分かる。
なお、渋川市の「広報しぶかわ」(12月1日号)は、彰化県社頭郷との協定締結について下記の
ように伝えている。
<11月7日(金)に台湾彰化県社頭郷で、阿久津貞司・渋川市長と社頭郷郷長蕭如意氏によって友好
協力協定が締結されました。これは、観光分野の交流を行うことで、互いの地域に経済的な利益を
もたらす事を目的とした協定です。社頭郷は、台湾の西寄り中部にある彰化県の南東に位置し、グ
アバや靴下の生産が盛んな地域です。訪問中市長は、現地で開催されている台北国際旅行博に参加
し、渋川市をPRしました。>
◆渋川市(阿久津貞司市長)
〒377-8501 群馬県渋川市石原80番地
TEL:0279-22-2111(代表) FAX:0279-24-6541
E-mail:http://www.city.shibukawa.lg.jp/cgi-bin/simple_faq/form.cgi(企画部企画課)
HP:http://www.city.shibukawa.lg.jp/
◆彰化県社頭郷(蕭如意郷長)
〒511-43 彰化縣社頭?社斗路一段295號
TEL:04-8732621、04-8726556 FAX:04-8720689
HP:http://www.shetou.gov.tw/home.asp
◆本会ホームページ「姉妹都市」に詳細を掲載しています。
http://www.ritouki.jp/sister-city.html