の文化や習慣の違いがよく分かってきて、さらに交流は深まる傾向にあるようです。
和歌山県橋本市の初芝橋本高校は新北市の永平高校と姉妹校を提携していて、初芝橋本
高校が修学旅行の行き先に台湾を選ぶのはすでに今年で5回目で、同校の先生の約9割が永
平高校を訪れたそうです。
姉妹都市も同じですが、姉妹校を提携してから本格的な交流が始まるようです。日台の
将来を担う人材がこうやって育まれています。
和歌山から台湾へ 深まる日台高校生同士の交流/台湾・新北
【中央通信社:2013年12月12日】
(新北 12日 中央社)新北市永和区の永平高校と姉妹校関係にある初芝橋本高校(和歌
山県橋本市)の生徒と教諭ら146人が11日訪台し、台湾の文化に触れ、交流を深めた。
この日、永平高校で行われた交流活動では英語と日本語で挨拶が行われ、台湾の高校生
によるクラブ活動の発表や元気なパフォーマンスで大いに盛り上がった。さらに、昼食の
時間には伝統の“焼肉飯(シャオロウファン)”弁当で日本の生徒たちに台湾本場の味を
楽しんでもらったほか、日本人に人気の烏龍茶やバナナも用意して台湾日常の食文化を紹
介した。
日本の高校生たちが一番楽しみにしていたのがこの日午後の市内観光。台北メトロに乗
車し、台湾の生徒らがガイド役となって市内各地を案内した。
永平高校の生徒らは、日本から来る高校生にたくさん思い出を作ってほしいと願って、
この日のために簡単な日本語を覚えるなど準備をしてきた。
李玲恵校長によると、姉妹校締結以来、初芝橋本高校が修学旅行の行き先に台湾を選ぶ
のは今年で5回目。すでに同校教諭の約9割が永平高校を訪れており、台湾の文化や人情が
深く心に残った様子だという。