市と10月13日に友好交流協定を結ぶと発表した。愛媛在住の本会会員の方から愛媛新聞に掲載され
ているとお報せいただいたので、その記事を下記に紹介したい。
松山市では、2007年頃から台北市と観光交流を進めており、2011年には北投温泉まつりに参加す
るなど交流を深め、2011年11月4日に道後温泉と北投温泉が友好協定を結んでいる。これは、2011
年8月19日に北投石の生産地同士の北投温泉と秋田県仙北市の玉川温泉が「温泉姉妹協定」を結ん
だことに続く2番目の快挙。
また、JR四国の松山駅と台湾鉄道の松山駅が同じ「松山」ということで友好駅協定を締結した
のは昨年(2013年)の10月13日のことだった。これで、日台間には同名駅が32ヵ所もあるというこ
とで、台湾観光協会が発奮、台日同名32駅観光プロモーションを企画し「32駅と同じ名前(姓また
は名)の方を大募集!」というイベントを展開した(8月20日に終了)。
今年に入ってからは3月4日に愛媛大学が高雄第一科技大学と図書館相互協力覚書を結んでいる。
こういう積み重ねを背景に、ついに自治体同士の協定に伸展した。これで日台間の姉妹提携は、
本年7月8日に石川県加賀市(宮元陸市長)が高雄市と観光交流都市協定を結び、同日に高雄市鼓山
区と友好交流都市協定を結んで以来のこととなり、34番目の日台都市間提携となる(本会調査)。
心から祝意を表したい。
ちなみに、愛媛県自体も台湾との交流に積極的で、本誌でもお伝えしたように、瀬戸内しまなみ
海道(瀬戸内しまなみ海道振興協議会)は来る10月25日、日月潭サイクリングコース(中華民国自
行車騎士協会)と「姉妹自転車道協定」を今治市で締結する。台湾との自転車道の提携は日本初
だ。
この動きを推進しているのが中村時広(なかむら・ときひろ)知事。松山空港への台湾の松山空
港からのチャーター便の就航を働きかけ実現している。詳しくは下記の動画をご覧いただきたい。
◆台湾との交流促進(平成25年11月)
http://www.pref.ehime.jp/h12200/ehimenettv/7ch/251101.html
◆日本李登輝友の会HP:姉妹都市交流[2013年12月19日現在]*加賀市は未掲載
http://www.ritouki.jp/sister-city.html
松山市と台湾・台北市 友好交流協定締結へ
【愛媛新聞ONLINE:2014年8月27日】
愛媛県松山市は26日、台湾・台北市と友好交流協定を台北市政府庁舎で10月13日に締結すると発
表した。松山空港と台北市・松山(しょうざん)空港を結ぶ直行チャーター便就航から1年を迎え
るのを機に交流人口拡大を目指す。
野志克仁市長が定例会見で明らかにした。協定内容は、観光プロモーションの共同実施▽文化・
スポーツ体験を通じた交流▽青少年交流▽経済発展につながる民間交流―など。台北市とは横浜市
がパートナー都市協定、浜松市が観光交流協定を結んでいる。
松山市では、道後温泉旅館協同組合と台北市温泉発展協会が交流協定、JR四国松山駅と台湾鉄道
松山駅が友好駅協定をそれぞれ締結している。野志市長は「アジア有数の大都市と友好交流を進め
るのは、松山市の国際観光都市としての可能性を広げ、意義深い」と述べた。