台湾関係の「外務大臣表彰」一覧

台湾関係の「外務大臣表彰」一覧

 昨日の本誌で、今年度の外務大臣表彰は徐興慶・中国文化大学学長、居留問題を考える会(日台国際結婚家庭の日本人配偶者を中心としたボランティアグループ) 、滅火器(ロックバンドのファイヤー・イーエックス)の1個人、2団体だったことをお伝えしました。

 ただ、「台湾関係で初めて受賞したのはそれほど古いことではなく2017年度からで、この年の6月29日に発表され、台湾歌壇、日本奨学金留学生聯誼会、台湾協会の3団体が初めて受賞しました」と紹介しましたが、これは誤りで2016年度からでした。台湾歌壇など3団体の受賞は確かに2017年度ですが、初めてではありませんでした。お詫びして下記のように訂正します。

<台湾関係で初めて受賞したのはそれほど古いことではなく2016年度からで、手遺影この年の7月13日に発表され、 台湾日語教育学会、 台湾日本語文学会、 松本?彦(まつもと・あやひこ) 日台スポーツ・文化推進協会理事長の2団体、1個人が初めて受賞しました。>

 また、2016年度から今年度までの「外務大臣表彰:台湾関係受賞一覧」も下記に掲載します。外務省発表は功績概要のみですが、日本台湾交流協会台北事務所ではそれを具体的に説明しています。

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外務大臣表彰:台湾関係受賞一覧

◆平成28年度(2016年度) 7月13日発表(個人142名、31団体) 7月20日表彰式

 9月2日(金)、交流協会台北事務所の代表公邸において「平成28年度外務大臣表彰」表彰式が執り行われ、台湾にあ る台湾日語教育学会と台湾日本語文学会の関係者が一堂に会し、沼田幹夫代表から表彰状と副賞が手渡されました。

・台湾日語教育学会  功績概要:台湾における日本語教育の推進 代表者:頼錦雀・理事長(東呉大学外国語学院教授)

 同学会は台湾の大学の日本語教師を中心とする学会であり、教師や研究者が多数所属している。毎年国際シンポジウ ムを開催し、日本や韓国からも講演者を招き、日本語教育を通じた国際交流を展開。台湾における日本語教育の発展 に大きな貢献をしている。

・台湾日本語文学会 功績概要:台湾における日本語教育及び日本文学研究の推進 代表者:頼振南・理事長(輔仁大学外国語学院長)

 同学会は、日本語学・日本文学及び日本語教育学等の研究推進と支援を目的に設立され、ほぼ毎月研究発表会を開催 している。また、毎年国際シンポジウムを開催し、日本語文学研究を通じた国際交流を展開。台湾における日本語文 学研究及び日本語教育の発展に大きな貢献をしている。

・松本?彦(まつもと・あやひこ) 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進 日台スポーツ・文化推進協会理事長

◆平成29年度(2017年度) 6月29日発表(187個人、45団体) 7月6日表彰式

・台湾歌壇 功績概要:芸術を通じた日本と台湾との文化交流の促進 代表者:蔡焜燦・代表

 同団体は1967年に設立され,台湾の日本語世代の会員を中心に100名以上の会員がおり,毎月日本語で短歌を詠む歌会 を開催している。日本の伝統文芸である短歌を通じた日台の相互理解の促進に寄与するとともに,幅広い世代の日台 草の根交流・友好親善に貢献している。

・日本奨学金留学生聯誼会  功績概要:日本と台湾との相互理解の促進 代表者:頼浩敏・理事長(前司法院長)

 同団体は1989年に設立された,日本の奨学金を得て日本に留学した台湾人による同窓会である。機関誌の発行,日本 留学フェアへの参加や新規留学生への訪日前説明会等の活動を行っている。2000名を超える元留学生は各界で日台交 流の架け橋として活躍しており,対日理解促進に貢献している。

・台湾協会  功績概要:日本と台湾との相互理解の促進 代表者:森田高光・理事長

 同協会は、かつて台湾で物故した邦人の供養・慰霊事業や引揚者間の交流・互助活動を66年間にわたって継続的に実 施している。また、在日台湾人留学生への支援、台湾関連書籍の収集・閲覧供与、日本文化の台湾への紹介等を通じ、 日台相互理解・友好親善促進にも寄与している。

◆平成30年度(2018年度) 7月17日発表(205個人、49団体) 7月24日表彰式

・若林正丈 早稲田大学政治経済学術院教授(日本台湾交流協会理事) 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進。

・関キミ(通称:関宗貴) 茶道裏千家淡交会北投協会顧問(名誉師範) 功績概要:台湾における日本文化の普及。

・林曼麗 国家文化芸術基金会理事長 功績概要:芸術を通じた日本と台湾との文化交流の促進

 林曼麗理事長は、1978年に東京大学に留学され、日本で美術教育を研究されました。台湾では台北市立美術館館長、故 宮博物院院長などの要職を歴任され、現在も国家文化芸術基金会理事長として、数々の展覧会や芸術関連イベントを精 力的に企画・実施されています。最近では、2014年の「台湾の近代美術」展の東京開催、2017年の「日本近代洋画大展」 の台湾開催を主導されるなど、日本と台湾の美術交流において重要な役割を果たしておられます。(8月30日、日本台湾 交流協会台北事務所HP)*8月29日、日本台湾交流協会台北事務所代表公邸にて表彰式。

・台湾太鼓協会  功績概要:台湾における日本文化の普及

 王妙涓理事長のイニシアティブで2007年に設立され、現在では26もの団体が加盟しています。毎年「全台湾青少年太鼓 コンクール」を開催し、日本の太鼓文化を台湾で精力的に紹介いただいています。また、日本太鼓財団との協力の下、 同コンクールの優勝者と準優勝者をそれぞれ日本の全国大会、九州大会に派遣するなど、太鼓を通じた日本と台湾の青 少年交流の強化に尽力されています。(8月30日、日本台湾交流協会台北事務所HP)*8月29日、日本台湾交流協会台北事務所代表公邸にて表彰式。

◆令和元年度(2019年度) 7月16日発表(206個人,63団体) 7月23日表彰式

・台北俳句会 功績概要:台湾における日本文化の普及

*9月11日、日本台湾交流協会台北事務所代表公邸にて表彰式。

◆令和02年度(2020年度) 12月1日発表(172個人、65団体)

・林善超 台中寶覺禪寺主任委員(台湾台中市) 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進

 台中寶覺禪寺は、台湾各地に点在する日本人遺骨の受入れや慰霊資材提供などを行っており、1961年以降、毎年開催さ れている日本人物故者慰霊祭の実施に継続して協力しています。林善超氏は1996年に主任委員に就任して以降、現在ま で25年以上にわたり、日本人遺骨の受入れ、日本人墓地の維持管理、記念碑を設置するための同寺内の土地の提供など、 継続的に多大な貢献をしてきました。

・台北市立動物園 台湾台北市 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進

 日本統治時代に円山動物園として開園した台湾で最も古い動物園である台北市立動物園は、日本各地の動物園等との交 流を積極的に推し進めており、2011年以降はほぼ毎年日本の動物園と動物交流覚書(MOU)等を締結し、日本との相 互理解及び友好親善の促進に貢献しています。例えば、2011年に釧路動物園から特別天然記念物のタンチョウヅルを譲 り受け、また、2019年には同じく特別天然記念物の阿寒湖の天然マリモの初めての海外展示を行う等、台湾において日 本の動植物に触れる貴重な機会を提供し続けています。

◆令和03年度(2021年度) 8月20発表(177個人、41団体)

・徐興慶 中国文化大学学長 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進

 徐興慶氏は、2013年台湾大学に日本研究センターを創設し初代主任を務め、人文科学分野と社会科学分野のバランスを 重視した日本研究を提唱した。2018年に中国文化大学の学長に就任後、同大学にも日本研究センターを創設したほか、 東アジア人文社会科学研究院を設立し、同大学の日本研究の基盤強化を推進した。また、2019年11月に台湾で初めて開 催された「東アジア日本研究者協議会第4回国際学術大会」(日本、台湾、韓国、中国の日本研究者による学術大会) を主導するなど、台湾における知日派育成に貢献してきた。

・居留問題を考える会 功績概要:領事、移住事業の推進に貢献

 1999年1月発足の日台国際結婚家庭の日本人配偶者を中心としたボランティアグループ。台湾全土に会員約480名。国際 結婚家庭の居留環境の改善を目的に、関係機関への陳情・働きかけ、台湾における居留・生活情報の提供の他、居留問 題の相談や法律問題等の座談会・講演会を各地で開催。こうした活動を通じて、長年にわたり、台湾在住邦人の生活・ 福祉向上に貢献してきた。

・滅火器 功績概要:日本と台湾との相互理解の促進

 滅火器 Fire EX. は、2012年に始まった東日本大震災復興のため被災地にライブハウスをつくる「東北ライブハウス大 作戦」に参加し、その後も同作戦のPR活動を継続。震災5年目の2016年には被災地で撮影したMVとともに復興応援ソ ング「繼續向前行 Keep on Going」を発表。撮影で訪れた岩手県宮古市とその後も野球交流等を続けた。震災10年目の 2021年3月には、被災地へのエールと日台の友情をテーマにした新曲「希望の明日」を発表。日台友好親善に大きく貢献 した。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。

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