【日台姉妹都市交流】交流具体化へ一歩前進 美濃と台湾・美濃鎮

【日台姉妹都市交流】交流具体化へ一歩前進 美濃と台湾・美濃鎮
昨年11月12日発行の本誌第407号でも報じたように、昨年11月、旧国名が美濃(みの)
の岐阜県と台湾・高雄県の美濃鎮は、同じ「美濃」とするところから交流が始まった。
今年に入って関係者が美濃鎮を再訪して交流の具体化に踏み出したと、昨日の「中日新
聞」が報道している。

 日台の自治体による友好交流の締結は、1979年(昭和54年)の青森県大間町と雲林県
虎尾鎮を嚆矢として、今年3月12日に結ばれた鳥取県三朝町と台中県石岡郷まで13自治体
に及んでいるが、各自治体の交流のきっかけや協定締結時期などの詳細については本会
ホームページ活動欄の「姉妹都市交流」を参照していただきたい。

 日台の自治体交流は、日台交流を推進する大きな歯車であり、両国の国益に適ってい
る。その意味で、この岐阜県と高雄県美濃鎮にも大きな期待が寄せられている。中日新
聞の記事を下記に紹介したい。                    (編集部)


交流具体化へ一歩前進 美濃と台湾・美濃鎮
【4月29日 中日新聞】

 「美濃」と「美濃」の交流が一歩ずつ前進─。台湾の町「美濃鎮」との交流活発化を
模索する観光カリスマの中川満さん=岐阜市菅生=が、訪台して想定される観光ルート
を巡るなど、交流の具体化に踏み出した。美濃鎮の政財界関係者も交流に前向きだった
といい、「県内に、交流の受け皿となる団体をつくりたい」と意気込んでいる。

 中川さんは、もともと旅行会社の社員。白川村の観光施設の事務局長を務めたときに
「日本の原風景づくりに成功を収めた」として、農林水産省などが「観光カリスマ」の
一人に選んだ。その中川さんが美濃鎮について「自然豊かで、古いものを残している。
日本人ゆかりの地もあり、エコツーリズムにぴったり」と熱く語る。

 美濃鎮は台湾・高雄市の北東約四十キロに位置する人口約四万五千人の町。中川さん
が調べると、伝統的な紙を使った「美濃傘」があり、陶磁器は「美濃焼」と呼ばれるな
ど、共通点は地名だけでなく特産品にも及んでいた。もとは「瀰濃」という地名だった
が、日本占領時代の一九二〇年、日本人が岐阜の美濃地方を懐かしんで名称を改めたと
される。

 中華航空の中部国際空港−高雄便が就航して利便性が高まったことも、交流を進めた
いという中川さんの気持ちを後押しし、昨年十一月に半日だけ訪れて鎮長らと面談。「
『日本の美濃に行ってみたい』との声を多く聞いた」という。この後、美濃鎮ではタペ
ストリーやネクタイピンなどの土産が製作されたほか、新たにガイドブックも作られる
など、日本からの観光客に対する期待も膨らんだようだという。

 さらに中川さんは今年になってから、交流をより具体化しようと台湾を再訪問。高雄
から、泥の吹き出す「烏山頂泥火山」、泥岩が浸食してできた「月世界」などに立ち寄
って美濃鎮入りした。

 美濃鎮では陶芸作家の窯元や、日本政府が戦前の占領時代に建てた発電所を視察。美
濃鎮の人口の大部分を占め、独特の文化、言語を持つ客家(はっか)の文化を幅広く紹
介する「美濃客家文物館」などを回った。

 また、中川さんはこの訪問の際、地元の農業団体「美濃鎮農会」が主催する盛大な宴
会にも招かれ、中国に複数の拠点を持つ企業経営者らと交流した。「質実剛健とされる
客家人から熱い歓迎を受け、感動した」と中川さん。人のつながりを大切にする文化を
肌で感じたと話す。

 現在も現地の人たちとメールで交流を続けており、「県内のいろいろな人に声を掛け、
交流団体を設立したい」と話している。問い合わせは、中川さん=電058(294)
5888=へ。                          (藤嶋 崇)

写真:宴会に招かれた中川満さん(中)=台湾の美濃鎮で


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