台湾の報道によれば、7月15日、これまで長らく「中華旅行社」という名称が使われてき
た香港にある台湾の在外公館の名称が「台北経済文化弁事処」に改められたという。報道
は「正名」されたとも伝えている。
た香港にある台湾の在外公館の名称が「台北経済文化弁事処」に改められたという。報道
は「正名」されたとも伝えている。
ちなみに、台湾との国交が断絶したままの日本には、駐日台湾大使館に相当する「台北
駐日経済文化代表処」(東京都港区白金)があり、実質的には大使館や領事館の役割を果
たしている。横浜と那覇と札幌にそれぞれ「分処」を置き、大阪には領事館機能をもつ「台
北駐大阪経済文化弁事処」があり、福岡に「分処」を設けている。
ちなみに、台北駐日経済文化代表処の那覇分処は、許世楷代表時代の2007年2月1日、「中
琉文化経済協会駐琉球弁事処」から今の名称に改められている。それまで台湾は、沖縄県
を「琉球」と称して日本の主権を認めてこなかったが、事実上、沖縄を日本の領土と認め
た措置だ。
香港における正名をきっかけとして、台北駐日経済文化代表処の名称もすっきり「台湾
駐日代表処」と正名したいものだ。