【ご注意】台湾の選挙では日本人など外国人の献金(募金)は禁じられています!
親民党の宋楚瑜主席は昨日、中央選挙委員会に総統・副総統選挙の立候補を届け出た。
立候補受付初日の11月21日に馬英九・呉敦義の中国国民党コンビが届け出、23日に蔡英文・
蘇嘉全の民進党コンビが届け出た。
親民党副総統候補の林瑞雄氏は、アメリカ国籍も有している二重国籍者だったことから、
立候補届出までに放棄手続きが終わるか注目されていた。台湾の報道によれば、立候補届
出後に開いた記者会見において、宋氏は林氏のアメリカ国籍を放棄した証明書を公表、出
馬資格を備えていることを強調したという。
与党陣営にいる宋氏の出馬表明は中国国民党との駆け引きと見る向きがあったが、これ
で正式に出馬することになり、三つ巴の戦いとなる。ただ、世論調査では宋氏らの支持率
は10%ほどで、馬氏と蔡氏の一騎打ちの様相が強い。
両氏とも支持率はほぼ拮抗している。「中国時報」の11月22日に発表した世論調査によ
れば、馬氏が43.2%と、蔡氏の37.6%を5.6ポイントほどリードしている。半月ほど前に
0.61ポイントまで迫った蔡氏だが、馬氏が少し引き離しつつあるようだ。宋氏は10%とな
っている。
◆ご注意:総統選をはじめ台湾の選挙では、日本人など外国人や未成年者による献金(募
金)は禁じられています。くれぐれもご注意のほどお願いします。