たことが最近になって判明した。これで、台湾の自治体と締結した日本の自治体は、本会の調査で
は30例となる。昨年だけでも7例となり、年間締結数で過去最高を記録した。心から祝意を表した
い。
みなかみ町の広報誌「みなかみ」2月号がこの協定締結を伝えているので、下記にご紹介したい。
ちなみに、昨年、日台の自治体が締結した友好協定などは以下の通り。詳しくは本会ホームペー
ジ「姉妹都市交流」をご参照ください。
1 2013年03月04日 群馬県:高雄市 友好協力協定
2 2013年06月12日 長野県松川村:彰化県鹿港鎮 友好都市
3 2013年07月31日 浜松市:台北市 観光交流都市
4 2013年09月09日 熊本県・熊本市:高雄市 国際交流促進覚書
5 2013年10月21日 三重県:新北市 観光交流協力協定
6 2013年12月13日 群馬県みなかみ町:台南市 友好都市協定
7 2013年12月19日 滋賀県:台南市 産業経済観光覚書
◆姉妹都市交流
http://www.ritouki.jp/sister-city.html
◆みなかみ町役場
〒379-1393 群馬県利根郡みなかみ町後閑318
TEL:0278-62-2111 FAX:0278-62-2291
HP http://www.pref.shiga.lg.jp/
◆台南市
HP http://www.tncg.gov.tw/
台南市(台湾)と友好都市協定を締結 農業と観光を中心とした交流を強化
【広報みなかみ:2014年2月号】
12月13日、本町と台南市の友好都市協定が台南市政府において岸町長と陳宗彦台南市政府民政局
長の調印により正式に結ばれました。これを機会に農業と観光を中心とした相互交流を進めていき
ます。
今回は台南市(台湾)について知識を深めてみましょう。
◆台南市との友好都市協定締結について
12月13日、岸良昌町長や森下直議長らは台南市政府を訪ね、同市との友好都市協定に調印をしま
した。
この台南市との交流は、一昨年から始まり、職員や観光関係者らがお互いに行き来し、イベント
に参加したり交流に関する覚書を交わすなどの活動により、今回の締結に至りました。
今後更なる交流により、台湾からの誘客などにも期待されます。
◆台南市はどんな都市?
台南市は台湾で最も古くから栄えた地区の一つで、オランダ人はここに根拠地ゼーランディア城
を置きました。清朝時代初期は台湾の首都であり、政治・経済・文化の中心地でした。日本統治時
代台湾の中心地は台北に移ったものの、その後も地方都市として発展してきました。
現在は人口約187万人(2010年12月)で、多くの旧跡が残り、現代的な都市景観と併存している
ことから、「台湾の京都」と呼ばれることがあるそうです。
さらに日本が統治していた時代の台南市長は日本人が勤めていました。そして最後の日本人市長
は本県富士見出身の羽鳥又男(はとり・またお)という人物だそうです。この羽鳥市長は戦火で荒
れ果てた台南市において、歴史・文化的建造物を保護したため、その功績が認められ、台南市を代
表する歴史的建造物「赤崁樓」の建物の中に羽鳥市長の銅像が建てられています。
◆台南市派遣職員「阿部真行」からの活動報告
台南市政府国際課に所属し、日本交流の窓口を担当しています。併せて本町との交流や教育旅行
誘致などにも取り組み、台南市の高校などを訪問してセールス活動をしています。その他には、台
南市政ニュースの日本語版の原稿校正なども行っています。