今年も「台湾教育の現状と修学旅行セミナー」が福岡市内で開催

去る5月29日、昨年に引き続き、台湾の総領事館である台北駐福岡経済文化弁事処(戎義俊・処
長)などの主催により、福岡市内で九州から台湾への修学旅行を推進する「台湾教育の現状と修学
旅行セミナー」が開かれた。「NETIB-NEWS」が伝えているので、下記にご紹介したい。

 日本と台湾の教育交流は以前から盛んで、姉妹校を結ぶ高校や中学校も少なくない。最近の傾向
としては、市町村ではなく県が力を入れるケースが目立っている。

 千葉県は6月15日の「県民の日」を記念して、前日の6月14日に幕張メッセを会場に「県民の日 
ちばワクワクフェスタ2015」を開催、台湾の高校生ダンスチームが出演することを本誌でお伝えし
たが、国立台中文華高級中学のダンスチーム35人は見事なダンスパフォーマンスを披露し、大好評
を博したそうだ。

 これは千葉県と台湾との教育交流の一環で、森田(もりた・けんさく)知事が昨年10月に訪台し
た際、披露された同校の舞踊チームによる伝統舞踊に感銘、千葉県の高校生たちとの文化交流を約
束したことで実現した。

 千葉県は今後も台湾との教育交流に力を入れ、高校生の台湾への修学旅行を増やしていく方針
だ。

 宮城県の村井嘉浩(むらい・よしひろ)知事も台湾との教育交流に力を入れ始めた。10月には台
南市の高校3校(計40人)を台湾からの教育旅行として初めて受け入れ、来年1月にも1校(80人)
の誘致が決定している。

 これは、村井知事が国際経済・交流課などの職員を伴って5月に訪台し、台南市の頼清徳市長と
会った際、今秋から台湾からの教育旅行の誘致強化と、宮城県からの台湾への修学旅行や研修旅行
を実施したい旨を表明したことへの台南市側の応答として実現する運びとなった。

 福岡市の「台湾教育の現状と修学旅行セミナー」で講演した熊本県立大津高校の白濱裕前校長に
よれば、熊本県でも台湾への修学旅行を実施する高校が増えはじめているという。それも、学年単
位での修学旅行だそうだ。

 文部科学省の平成25年度の調査によれば、修学旅行先に台湾を選択する高校が大幅に増え、平成
23年度の12,762人(78校)から20,829人(140校)となり、逆に、これまでトップクラスだった中
国へは9,312人(84校)から1,626人(18校)と激減し、韓国へも20,833人(167校)から12,037人
(112校)に減少している。

 一方、台湾から日本への教育旅行(修学旅行)も大幅に増えている。平成23年度に韓国を抜いて
トップに立ち、平成25年度は11,382人(310校)となって韓国の5,567人(193校)を大きく引き離
している。


福岡市内で、台湾教育の現状と修学旅行セミナー開催
【NETIB-NEWS:2015年6月15日】

 台湾教育の現状を報告し、九州から台湾への修学旅行を推進する「台湾教育の現状と修学旅行セ
ミナー」が5月29日、福岡市内で開催され、九州各地の教育関係者や旅行代理店関係者ら約90人が
出席した。

 台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は、「東日本大震災の義援金のほとんどが民間から自発
的に集まるなど、台湾は世界一の親日国家。観光交流、人的往来が頻繁だ。一方で、日台両国の青
少年は、相手国に関し認識が浅く、その意味でも修学旅行の重要性は高い。修学旅行が、日台友好
の架け橋となった先人ゆかりの場所を訪ね、その偉功を忍ぶことで、生徒たちが世界に大きく眼を
開き、日本人としての自覚と国際感覚を身につけるきっかけになることを願っている。これを皮切
りに、今後、九州各県の高校が陸続きのように台湾への修学旅行を実施し、多くの高校生が台湾を
訪問することで、各県と台湾間の観光、物産、交通の活性につながれば」と挨拶した。

 台北駐福岡経済文化弁事処の林育柔文化課長は「台湾の首都、台北市は福岡との距離は約2時間
しかかからない。台湾は世界の地図から見るとロケーションが非常に良い、経済貿易にもふさわし
い地域だ。地理上のメリットがうまく働き、台湾の人は眼が外に向き、積極的に海外に進出。台湾
社会の国際化にも良い影響を与えている」と台湾の利点をアピールした。

 また、2011年から毎年、台湾への修学旅行を実施している熊本県立大津高校の白濱裕前校長が
「我が国の若者は『内向き志向』が指摘されている。国際化が進展するなかで、国際感覚を磨き、
日本人としての自覚を持たせるため、パスポートを取らせ、外国の若者と交流することが必要と考
え、台湾への修学旅行を実施した。台湾は生徒の安全確保の面で、親日的な人々が多く治安も良
い」としたうえで「台湾への修学旅行が契機となって阿蘇くまもと空港国際線の活性化、熊本県と
台湾間の観光・物産の振興につながってほしい」と今後への期待感を語った。

 その他、台湾留学サポートセンターによる台湾留学や研修に関する情報紹介、台湾観光協会大阪
事務所による台湾教育旅行事情の説明、チャイナエアラインによる機材、スケジュールの説明も行
われた。


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