高雄からの第1便が到着した。
機材は103人乗りと大きくはないが、熊本県としては「熊本−ソウル線」に続く国際定期路線と
したいため、このチャーター便就航の期間中に実績をあげたいところだ。
チャーター便の実績を上げるのにもっとも有効な方法がある。観光客もさることながら、それは
台湾に修学旅行を出すことだ。1学年単位なら103人乗りでも小さい。県下の高校に呼び掛けて実施
すれば、たちどころに実績があがること請け合いだ。
千葉県の森田健作知事は、成田−台湾線の増便交渉の材料として、千葉県から台湾修学旅行を増
やすことを考えていると言われている。
記念式典で蒲島郁夫知事は「熊本の活力やアジアとの交流拡大につながることを期待する」と述
べ、中華航空本社などを訪問するため台湾に向かったというが、ぜひ森田知事の手法を見倣ったら
どうだろう。
阿蘇くまもと空港から高雄へは午前11時40分発(高雄着は13時30分)で、毎週火曜・金曜・日曜
の週3往復、3月まで運航予定だ。
台湾・高雄へ定期チャーター便スタート
【TKU テレビ熊本:2014年10月26日】
熊本と台湾を結ぶ期間限定の定期チャーター便が就航しました。26日は国際線ロビーで県や観光
関係者などが横断幕を掲げ、台湾・高雄から到着した第1便の乗客を出迎え、台湾からの観光客た
ちを歓迎しました。
これに先立ち開かれた記念式典で蒲島知事は「オール熊本で利用して搭乗率を上げ定期便を実現
したい」と熊本と台湾・高雄を結ぶ定期便就航への熱意をアピール。関係者がくす玉を割り就航を
祝いました。
この定期チャーター便は熊本と台湾・高雄の間を毎週火曜・金曜・日曜の週3往復し、来年3月ま
で運航されます。