【一歩前進】日台投資協定を締結
平成23年9月23日
日本と台湾の交流窓口機関は22日、台北市内の国賓大飯店で投資協定に調印した。日台間の投資で「内国民待遇」や「最恵国待遇」に相当する無差別待遇を明文化することで、投資環境を向上させるのが狙い。
日台間には外交関係がないため、日本側の交流協会と台湾側の亜東関係協会が「日台民間投資取決め」を締結した。
日本は台湾との経済交流の枠組みを格上げしつつある。日台間で通商問題を協議する日台貿易経済会議は09年から局長級に格上げになっており、今年8月には観光庁長官の訪台も実現した。投資協定の締結もこの流れの一環だ。