メルマガ版「台湾は日本の生命線!」より転載
ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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NHK教育テレビの語学番組「テレビで中国語」が四月十六日、「台湾入り中国地図」を映した問題で、私がNHKに問い質し続けているのが「台湾は中国の一部か否か」についてのNHKとしての見解である。
六月十八日、NHKの視聴者窓口である「ふれあいセンター」に電話をかけ、応対に出たスーパーバイザー(SV)の佐々木氏に聞いたところ、「NHKは文科相、外務省の見解に従い、中国と台湾とは違うと考えている」との答えが返って来た。同センターには、その見解を示す「資料がある。すぐには探し出せないが」とも言う。
そこで私は、そこにどのような文言があるのか正確に教えてほしいと求めると、佐々木氏は快諾し、「恐れ入るが、メールで依頼してくれないか」と言うので、受話器を置き、さっそく次のようなメールを同センター宛に送信した。
「佐々木さんとお話しした際、『NHKは文科省や外務省の見解に従い、台湾を中国の領土としない立場だ』と聞かされました。またその立場を説明する文書がふれあいセンターにはあるとも告げられました。そこでその文面をぜひ拝見したいのです」
中国への配慮で、私の依頼が無視される予感もあった。そこで次のようにも付けたした。
「このようにメールで依頼すれば、見せていただけると佐々木さんから伺いましたので、よろしくお願い致します」
ところが翌十九日、「ふれあいセンター」から届いた返信にはこうあった。
「そうした文書は部内用のものであり、対外的に公表したり、閲覧できるようにはしておりません」
つまり回答拒否。案の定だった。
そこで二十七日になり、私は「ふれあいセンター」に再度電話を入れ、電話口に出たコイヌマ氏と言うSVに対し、「文書の内容をなぜ教えないのか」と抗議するとともに、台湾の地位に関するNHKの見解を聞きたいと改めて要請したのだが、ここでNHK(コイヌマ氏)は抵抗を見せた。
「NHKには台湾が中国の一部かどうかを明らかにしていない」と言って、「見解」といったものの存在を否定するのである。
そして「台湾は台湾として、中国は中国として報道している。これまで台湾を中国の一部と報道したことはない」とも。
冗談ではない。NHKはこれまで、何度も台湾を中国の一部として扱ってきたのである。
そこで私は過去の事例を挙げ始めると、「それは今は確認できない」などとまくし立て、話を打ち切ろうとする。
そのなりふり構わぬ「防戦」姿勢に、NHK側が私の質問をいかに恐れているかがよくわかった。
コイヌマ氏は大声で私の話を遮ることで、私が根負けするのを狙ったようだ。相手を挑発して興奮させ、怒って受話器を置かせようと狙う「ふれあいセンター」の常套手段だが、私はそんな手には乗らず、質問を繰り返したところ、結局根負けしたのはコイヌマ氏だった。NHKの見解があるかどうかは「手元にデータがないのでわからない」と言って話を打ち切ろうとした。
話が「見解はない」から「見解があるかどうかは分からない」に変わったのだ。私が「さっきの話と違う」と指摘すると、「見解はないなどと言っていない」の一点張りとなった。
そもそも佐々木氏は「資料がある」といい、同センターからのメールにも「文書は部内用」と説明し、見解を示す資料の存在を認めているのである。そのことを指摘するとコイヌマ氏は再び「そんなものはない」と反論するも、すっかり作り話がばれて、最早何の説得力もない。
結局「防戦」を諦め、「改めて(質問の)メールをください」と言ってきた。「返事はもらえるのか」と聞くと「分からない」とのことだから、これもまた「防戦」の一環であるに違いない。
「台湾は中国ではない」と、口が裂けても言おうとしないNHK。逃げれば逃げるほど、中国への忠誠心がありありと見えてくる。
【補足】
「テレビで中国語」での地図についてコイヌマ氏は案の定、「中国の国境ではなく、中国語を使うエリアの地図だ」の一点張り。私が「それは違う。中国の国境を描き、その行政区画を示すもの。完全な台湾入り中国地図だ。実際に地図を見てほしい」と迫ると、これに対してもワーワーとまくし立て、話を中断させようとした。私が「中国語使用エリア地図と言い切れる根拠は」と聞くと、「語学番組だから」と、回答にもならない回答が精いっぱい。以上を見ても、NHKが作り話で抗議の声を封じようとしているのは明らかだ。
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■中国の傀儡NHKに訂正と謝罪を求めよう!
Eテレが4月16日に放送の「テレビで中国語」で使った「台湾入り中国地図」は誤り。視聴者に誤った情報を与えるとともに台湾国民の尊厳を傷つけるばかりか、中国の台湾侵略を正当化するものであり、直ちに謝罪と訂正を行うべきだと訴えよう。
電話(ふれあいセンター) 0570-066-066(左記が利用できない場合は050-3786-5000)
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
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