「習近平の不安」

「習近平の不安」

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「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

習近平は三期目に入ってから、自分の側近で中枢を固め、中国全国隅々まで監視体制を敷いている。

そうすると誰が見ても習近平の権力は盤石だと思われ、不安材料はないと思われるが実はそうでもない。

5月30日、中央国家安全委員会で習近平は
「底線思維」「極限思維」を堅持しないといけないと発言。

また「これから更なる荒波に突入する。

準備せよ」と。

まるでもうすぐ戦争か大きな災難が来るような言い方。

「底線思維」
bottom-line thinking
常に最悪な状態を考えて行動する。

「極限思維」
whatever the cost
どんな手を使ってでも「国家安全(習近平の安全)」を守る。

習近平が恐れている存在は国外ではなく、国内。

最大の敵は人民。

習近平は5点の指示を出した。

1・政治安全(軍事クーデターを防ぐ)
これは習近平の不安を表している。

2.AIデジタル統治
更に監視を強化。

3.リスク管理システム
国家安全に関する監視システムを更に強化。

4.法的整備
国家安全に関する法的整備を強化。

5.国家安全教育
習近平思想の強化。

なぜそこまで習近平は恐れているのか。

中国の経済はゼロコロナ政策以降も悪化している。

中国の国家統計局のデータ、
いくら粉飾しても経済が悪くなっているデータしか出せなかった。

北京改革発展研究会、北京市関連のシンクタンク。

王明遠が発表した論文。

(2023年6月1日)
コロナ中に16歳から40歳の人口で5400万人実業者が増加と発表。

若者の失業は社会不安に繋がる。

習近平が恐れているのはこのようなところ。

習近平がそれに対して取った方法とは、
1.内部への締め付けを強化。

2.対外的に挑発行為。

(米軍を挑発)

締め付けが強ければ強いほど、経済が悪化し、社会が益々不安定になる。

これは独裁者のジレンマでもある。


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