「死んでから力を発揮する李克強」
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「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)
10月27日、李克強前総理の死去。
李克強の死は自然死ではない可能性が大きい。
反習近平勢力、李克強に近い勢力によって暗殺されたという見方は少数だが、直接的な証拠はなくても、段々と明るみになってきた。
仮に習近平勢力が暗殺したのであれば、李克強死去の後の対応をみているとあまり合点がいかない。
李克強が亡くなった場所は上海。
中国政府の発表によると李克強は休暇中に亡くなったと。
実際上海は李克強の出身派閥である団派にとっては一番勢力が弱いところ。
わざわざここまできて休暇中というのは不自然。
今回宿泊先の東郊賓館は、中国の指導者クラスが泊まる場所で、
警備もとても厳重。
また今回この場所から病院まで車で搬送されたとのことだが、本来ならヘリコプターで救急搬送もできるはず。
また搬送された病院が上海で心臓病に一番強い中山病院ではなく、
漢方医療が中心の曙光病院に搬送された。
これもかなり不可解な点。
また今回の李克強の死去に関する情報が早く公開された。
本来ならもっと時間がかかる。
また李克強死去の訃告も李克強ではなく、ほぼ習近平が強調されている。
また李克強が亡くなった27日は政治局会議があったが、この中では一切李克強について言及されていない。
これも不自然。
新華社通信の元記者、顧万明は
公開書簡を出して当局に要求をした。
1.真相解明
2.火葬を延期して、司法解剖を要求
3,関係者を処分する
4,大規模の追悼集会をやる
李克強は人民から愛されているというよりは、
李克強への追悼は習近平に対する不満の表れと捉えるべき。
アンチ習近平派は李克強が生きているより、
亡くなった方が影響力がでる。
またアンチ習近平派は、習近平自ら抜擢した人間が更迭されている現状をみて、次は自分の番、やられる前にやるという意味で習近平を倒す計画している可能性が高い。
習近平体制を倒すやり方とは、
1.人民の不満
2.体制内部の蜂起
3.外国勢力との連携
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