7月27日に「新たな日本の安全保障を考える超党派議員の会」が訪台

7月27日に「新たな日本の安全保障を考える超党派議員の会」が訪台

 中谷元(自民)、前原誠司(国民)、佐藤茂樹(公明)の各衆議院議員が共同代表をつとめ、長島昭久(自民)衆議院議員が幹事長と事務局長を兼任する「新たな日本の安全保障を考える超党派議員の会」は、7月27日から台湾を訪問する予定だという。

 NHKニュースなどが伝えるところによれば、訪台メンバーは自民党の石破元幹事長や浜田元防衛大臣、国民民主党の前原代表代行、立憲民主党の渡辺周氏、自民党の長島昭久氏ら7人。

 訪台に先立ち、前原議員を除く石破議員や長島議員ら6人は7月12日、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表が開いた壮行会に参加、謝代表はフェイスブックで「同グループが訪問団を結成して台湾を訪れることには『とりわけ意義がある』とし、『日本国会の台湾に対する支持が安倍氏の逝去によって失われることはないことが示された』とつづった」(7月13日付「中央通信社」)という。

 台湾では蔡英文総統を表敬訪問し、国家安全研究院など「国防部を含む当局の関係者と日本と台湾の関係強化や、台湾有事に備えた対応などをめぐって意見を交わしたい考え」(NHKニュース)だそうだ。

 日本からの国会議員の訪台は、自民党青年局(小倉將信局長)メンバー5人が5月3日から7日まで、青年局としては3年ぶりに訪台して以来となる。

 最近、台湾を訪問する海外要人はひっきりなしの状態で、7月7日には米国の共和党のリック・スコット上院議員が訪台して9日まで滞在し、7月18日からは米国のエスパー元国防長官を団長とする「大西洋評議会 (アトランティック・カウンシル)」のメンバーが訪れている。

 米国からは4月に共和党のリンゼー・グラム氏、5月に民主党のタミー・ダックワース氏など、2022年だけで7人の上院議員が訪台した。8月には、ナンシー・ペロシ下院議長が台湾訪問を計画しているとも報じられている。

 一方、7月19日からは欧州議会のニコラ・ベーア副議長一行が訪れている。欧州議会の上層部による正式な訪台は初めてで、昨年11月に欧州議会の「偽情報を含むEUのすべての民主的プロセスへの外国の干渉に対応するための特別委員会」(INGE)が公式代表団として訪問したことに続く。

 下記に「新しい日本の安全保障を考える超党派議員の会」が一昨年(2020年)7月30日、奇しくも李登輝元総統がお亡くなりになったその日に発表された「提言」、およびNHKニュースの記事を紹介したい。

◆「新しい日本の安全保障を考える超党派議員の会」提言:令和 2年7月30日 https://www.nagashima21.net/download/200730%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e4%bf%9d%e9%9a%9c%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%81%ae%e4%bc%9a%e3%80%8d%e6%8f%90%e8%a8%80.pdf

—————————————————————————————–自民石破氏や国民前原氏らのグループ 台湾有事備え意見交換へ【NHKニュース:2022年7月19日】https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220719/k10013724171000.html

 中国が台湾への圧力を強める中、安全保障問題に取り組む議員グループのメンバーが来週、台湾を訪れ、台湾有事に備えた対応などをめぐって意見を交わす方向で調整を進めています。

 自民党の石破元幹事長や浜田元防衛大臣、国民民主党の前原代表代行、立憲民主党の渡辺周氏ら安全保障問題に取り組む議員グループのメンバーは、今月27日から台湾を訪問する方向で調整を進めています。

 中国が台湾への圧力を強める中、現地では、国防部を含む当局の関係者と日本と台湾の関係強化や、台湾有事に備えた対応などをめぐって意見を交わしたい考えです。

 また、蔡英文総統とも会談できないか調整を続けています。

 メンバーとしては、台湾との友好親善に取り組んできた安倍元総理大臣が亡くなったあとも、台湾との関係を重視する姿勢に変わりはないことをアピールするねらいもあるものとみられます。

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