http://www3.nhk.or.jp/news/t10014290361000.html#
日本と台湾の航空当局による非公式の交渉が、19日まで東京で行われ、羽田空港の新し
い滑走路が完成する来年秋に、羽田と台北を結ぶ定期便の運航を始めることで大枠で合意
しました。
国土交通省は、羽田空港の４本目の滑走路の新設に合わせて、発着回数にして年間およ
そ６万回を新たに国際便に充てる方針を打ち出し、アジアを中心に路線の拡大に向けた協
議を進めています。このうち日本と台湾の航空当局による非公式の交渉は、昨日までの３
日間、東京で行われました。日台の関係者によりますと、その結果、双方は羽田空港の新
しい滑走路が完成する来年秋に、羽田空港と台北松山空港を結ぶ定期便の運航を始めるこ
とで大枠で合意しました。具体的には、日本の航空会社２社と台湾の航空会社２社が、１
日にあわせて４往復８便を運航する見通しです。
台湾の主な空の玄関口は、現在台北の中心部まで車でおよそ１時間かかる郊外の空港で
すが、台北松山空港は台北市内にあり、利便性が格段に向上することになります。日本と
台湾の間を観光やビジネスで行き来する人は、年間250万人以上に上り、台湾では、日本
人観光客の増加に期待が高まっています。
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