明治期の台湾に深く関与した三名の碩学(伊能嘉矩、田代安定、森丑之助)について、
非常に分かりやすく記述した新書版。辟易するほど難解な明治期の文章をかなり読み込ん
だ上での記述の如く見受けられる。所謂「入門書」として最適であり(一般向けの類書も
未見)、興味のある人には一読をお勧めする次第。先ずこれを読んだ上で、更に興味が湧
けば次の段階に進むと言う方法が良かろう。呉三連基金会納本前に一読した限りにおいて
は「事実誤認」は見当たらなかった。
非常に分かりやすく記述した新書版。辟易するほど難解な明治期の文章をかなり読み込ん
だ上での記述の如く見受けられる。所謂「入門書」として最適であり(一般向けの類書も
未見)、興味のある人には一読をお勧めする次第。先ずこれを読んだ上で、更に興味が湧
けば次の段階に進むと言う方法が良かろう。呉三連基金会納本前に一読した限りにおいて
は「事実誤認」は見当たらなかった。
■明治の冒険科学者たち−新天地・台湾にかけた夢
■柳本 通彦
■新潮社 (2005年3月刊、新書判、223ページ)
■735円(税込)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101084/sr=1-2/qid=1159019091/ref=sr_1_2/
249-8875544-2799555?ie=UTF8&s=books
三田裕次(みた ゆうじ)台湾史研究家。1970年(昭和45年)、学生時代に初訪台し、そ
の後、某日本総合商社に勤務しつつ30年以上にわたって台湾に関与。1993年(平成5年)か
ら日本で出版された台湾関係書籍のほぼ全てを台北の呉三連台湾史料基金会に納本。納本
に際しては、ジャンルを問わずその全てに目を通して「三田式コメント」を添付。
■呉三連台湾史料基金会宛納本リスト
http://taj.taiwan.ne.jp/koe/mita.htm
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