米国は国務次官、日本は元総理が李登輝元総統の告別追悼礼拝に臨席

 9月19日に行われる李登輝元総統の告別追悼礼拝には、米国は国務省のキース・クラック(Keith Krach)次官を派遣し、同省のロバート・デストロ(Robert Destro)次官補などが同行し、昨日、台湾に到着しています。

 日本からの弔問団は、森喜朗・元総理が団長をつとめ、日華議員懇談会会長の古屋圭司・衆議院議員や日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長、宮元陸・加賀市長などが同行しているそうで、本日午前に訪台、午後には蔡英文総統と会談、明日の告別追悼礼拝に参列して帰国の予定です。

—————————————————————————————–1979年以来訪台する最高位の米高官、クラック国務次官到着【台湾国際放送:2020年9月17日】https://jp.rti.org.tw/news/view/id/92847

 アメリカ国務省の経済成長・エネルギー・環境担当のキース・クラック次官(Keith Krach)が17日午後5時21分、台北市の松山空港に到着しました。

 クラック次官は、1979年中華民国とアメリカとの国交断絶後、台湾を訪問する、アメリカの最高位の現職国務省高官です。アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台協会(AIT)台北事務所のブレント・クリステンセン(William Brent Christensen)処長、外交部の曽厚仁・政務次長(副大臣)、外交部北米司の徐佑典・司長は空港まで出迎えました。

 17日から19日まで台湾を訪問するクラック次官は、18日に蔡英文・総統を表敬訪問するほか、蘇貞昌・行政院長を初めとする政府高官とも交流を行います。今回、アメリカ国務省のロバート・デストロ(Robert Destro)次官補(民主主義・人権・労働担当)も同行しています。ロバート・デストロ国務次官補は、19日にクラック次官と共に、李登輝・元総統の告別礼拝に参列します。

 クラック次官率いる訪問団一行は、アメリカのガルフストリーム・エアロスペース社(Gulfstream Aerospace)製造のチャーター機「湾流五型(GULFSTREAM G-V: N565JT)」で来台しました。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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