李登輝元総統追悼:本会理事で群馬県支部の山本厚秀・前支部長が産経新聞に追悼コメント

 台湾の蔡英文総統をはじめ日本の安倍晋三総理、米国のポンペオ国務長官などが次々と李登輝元総統のご逝去を悼むメッセージを発表しています。本当に多くの人々に慕われていた李元総統です。

 本会の渡辺利夫会長はじめ本会関係者も追悼メッセージを発表していますが、本会理事でこの4月まで群馬県支部長だった山本厚秀(やまもと・あつひで)氏も産経新聞にコメントを発表しています。

 山本理事は「公私の区別にこだわる方だった」とのコメントを発表しています。まさに厚志の区別には殊のほか厳しい李登輝先生でした。

—————————————————————————————–「公私の区別こだわる方」 群馬県内でも李登輝元総統を悼む声【産経新聞「群馬版」:2020年7月31日】https://www.sankei.com/article/20200801-CQEP47OCXJLBHLHE3UWVGOB5YU/

 台湾の民主化を進め、7月30日に97歳で死去した台湾の李登輝元総統。

 訃報が伝わると、県内でも悼む声が広がった。日本と台湾の交流を図る民間団体「日本李登輝友の会」県支部の山本厚秀支部長(74)は「公私の区別にこだわる方だった」と李氏の人柄をしのんだ。

 国内や台湾で李氏と複数回対面したことがあるという山本支部長が、最後に李氏と会ったのは平成29年1月だった。

 「前年の秋にお会いしたときは元気がないなと思っていたが、活力が戻ってきたという印象だった」と振り返った。

 李氏の愛した言葉で、忘れられないのは「我是不是我的我(私は、私ではない私である)」だ。

 山本支部長は「常に公人の立場でいることを心がけていた」と説明し、俳優の松平健さん主演のテレビドラマ「暴れん坊将軍」がお気に入りだったという一面も明かした。「指導者が庶民のいる所に降りていく姿勢が好きだったようです」と語った。

 県、県内自治体は観光や姉妹都市提携などを通じて、台湾とゆかりが深い。山本支部長は「日本と台湾のつながりを深めようという会の理念はずっと残っていく」と話した。

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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