愛知県が万博期間の台湾観光客ビザ免除を再要望

万博閉会後も台湾修学旅行生の査証免除継続措置を要望

 これまで香川県議会と広島県議会で「台湾からの修学旅行生に対する査証免除
を求める意見書」が可決され、また、東京都議会と秋田県議会でも「台湾からの
観光客に対する査証免除を求める意見書」が可決されていますが、去る11月17日、
愛知県は来年3月25日から開かれる愛知万博(正式名称・2005年日本国際博覧会)
の期間中、台湾からの観光客に対する査証免除を求める要望を政府に提出しまし
た。
 また同時に、万博が閉幕する来年9月25日以降も、台湾からの修学旅行生に対
するビザ免除を求める要望を提出したとのことです。
 愛知万博ホームページ http://www.pref.aichi.jp/expo/(日文、英文、中文)

 12月初旬から下旬にかけて開かれる全国の議会では、台湾からの観光客(修学
旅行生)に対する査証免除を求める意見書や請願書などが可決・採択される見通
しですが、日台のさらなる交流親善をはかるために、多くの議会で可決・採択さ
れることを心から願っています。
 台湾からの観光客(修学旅行生)に対する査証免除を求める意見書は、下記の
ホームページで確認できますので、まだ検討されていない議会ではぜひお取り上
げいただきますようお願いいたします。また、賛同議員の方のご協力をお願いし
ます。さらに、ご賛同いただけそうな議員の方をご存じの場合は、ぜひ声をかけ
てください。                         (編集部)

・香川県議会 http://www.pref.kagawa.jp/gikai/
・広島県議会 http://www.pref.hiroshima.jp/gikai/honkaigi/seigan-f.html
・東京都議会 http://www.gikai.metro.tokyo.jp/iken/2004/e04i3109.htm
・秋田県議会 http://www.pref.akita.jp/gikai/h16-09gaiyou.htm


 愛・地球博 期間中、台湾観光客はビザ免除を−県、規制緩和で政府に要望/
 愛知
 【毎日新聞 11月18日朝刊】

 県は17日、政府の進める第6次構造改革特区・全国規制緩和に対し、愛・地
球博(愛知万博)の期間中、台湾観光客の査証免除などを求める要望を提出した。
 万博には多くの台湾人観光客が訪れることが予想されるが、日本入国に際し査
証発給を受けることが義務付けられているため、誘致が抑制される懸念がある。
台湾からの修学旅行生に対しては、万博閉会後も引き続き査証免除措置を続ける
よう求めた。
 県はさらに、県立病院での医療費支払いをクレジットカードで可能とすること
も要望。いずれも政省令の改正で対応が可能という。
 このほか、就農促進を図る資金貸し付けが、現状では「青年農業者等育成セン
ター」に限定されている点について、市町村農業委員会の上部組織である県農業
会議でも可能になるよう県内全域に特区を新設することも求めた。【浜名晋一】


 台湾人観光客のビザ免除 愛知県が再要望
 【朝日新聞 11月18日 愛知県版】

 愛知県は17日、愛知万博(愛・地球博)を訪れる台湾からの観光客と、日本
への修学旅行生をビザ免除とするよう政府に要望した。国の全国規制緩和の提案
募集に応じた。
 県は今年6月にも韓国と台湾のビザ免除を要望したが、韓国しか認められなか
った。9月に小泉首相が台湾についても条件緩和を指示したこともあり、万博の
開催県として再度要望した。
 修学旅行生については、韓国が今年3月、中国が9月からビザ免除になってい
る。
 昨年の台湾からの来日観光客は約78万5千人。愛知万博協会は中国、台湾、
香港、韓国からの来場者の目標を100万人以上としている。



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