http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/61567221.html
昨日(5/15)市川市内で日本李登輝友の会千葉県支部(千葉李登輝友の会)の総会が開催された。
場所は再開発の進む市川駅前の「I-linkタワー」の会議室です。
駅前徒歩1分ながら迷う人もいたらしく、案内にもう一工夫欲しいところですが、非常に新くて明るい会議室です。
日本李登輝友の会は不況や会員の高齢化などで当支部設立当初から会員数が減っていて、参加者は20人強でしたが、69人の会員のうち、出席者と委任状提出者が過半数を超えたので総会が成立した。
総会は昨年度の事業報告と会計報告、役員人事、そして今年度の事業予定の4議案を提出、全て承認された。
昨年度の事業としては下記の通りです。
2009/7/4 千葉県支部総会開催
記念講演として「我が国周辺の軍事情勢」を佐藤守・川村純彦両講師(自衛隊OB)にて実施。
なお、この講演会にはヤフーブロガーの大坂佳巨さんが来場された。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/54463867.html
2009/7/17 台湾ツアー(九イ分、金爪石と友愛会参加)開催、老台北の蔡先生の晩餐会参加。
ヤフーブロガーのバナナ父さんさん、あゆみさん、たまゆらさん、プユマさん、そして片倉佳史さんも晩餐会には参加した。晩餐会では北京ダックならぬ「台北ダック」が登場。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/55252493.html
2009/9/26 柏駅前で台湾88水害義援金募金
多くの方々の協力を頂き、感謝でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/56542433.html
2009/11/14 台湾ツアー 義援金の一部(50万円)を台東縣霧鹿小学校へ寄付。図書館復旧に使用。
この時は台東扶輪社の仲介、ヤフーブロガーのプユマさんには色々とお世話になりました。
また、途中からヤフーブロガーのあゆみさんも参加しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/57912633.html
2010/1/30 神奈川李登輝友の会と共催で講演会開催
「民主党政権下の日本と台湾を取り巻く情勢」(石川公弘・川村純彦両講師)
選挙屋・小沢氏が壊したものの中に日台の友好関係というのもあるそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/59480468.html
そして番外編、参考として台湾の日本語学習サークルの友愛会の都内観光案内をしました。
2010/4/17-18の事です。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/61244130.html
今年度も講演会を2回と台湾ツアーを考えています。
講演会についてはブログでご案内をするし、台湾ツアーについては会員外の方でも参加可能で、
事前にブログでの案内は致しませんが、興味があると言う方には個別にご案内をさせて頂きます。
また、友愛会来日時の記念品として進呈したブックエンドもヤフーブロガーの熱田北条さんたちと協力しながら取り扱いしてまいります。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/60135994.html
さて、記念講演会は今回の総会で当支部の顧問に就任された、市川市議会議員の高安紘一講師、船橋市議会議員の斉藤守講師、大矢敏子講師が昨年の千葉県内の議連で台湾訪問、李登輝氏会見をされた時の事について鼎談方式で実施した。(ちなみに高安講師がこの訪台団長であった)
参考
高安紘一氏のホームページ
http://www.jiyuu-club.org/profile-takayasu.htm
斉藤守氏のホームページ
http://www5d.biglobe.ne.jp/~msaito/
大矢敏子氏のホームページ
http://www.ohya-dream.com/toshiko/
高安講師は台湾にはリピーター率が高いことを指摘。モットーである「あまねく、くまなく、あたたかく」と合致しているのではとのこと。その一つとして李登輝元総統に訪台時のお礼状を書いたところ、非常に律儀な返礼が来て感激したというエピソードも紹介された。
また、興味深い話として組織論もあった。
ダメになる組織は1.メンバーが減る、2.物事が急に決まると言う事です。
確かに危ない会社は社員がたくさん辞めていき、唐突な朝令暮改が頻発する。
最後に何と言っても「ニコちゃんブックエンドはすばらしい商品だ」とお褒めいただき、なんとサンプルとして持っていたものをお買い上げいただいて感激しました。
斉藤講師は李登輝氏の印象として「87歳であるのに精神も肉体も若い」ことを挙げた。
台湾の将来については、独立と言う言葉は使わず(台湾は事実上は独立しているから当然)、「台湾の存在を世界に発信できる国にしたい」と言うビジョンも明確だった。
あと、日本人が戦後おかしくなった原因の一つとして「ソロモン島の戦没者の遺骨を放置していることだ」と断言したという。
この話を聞いて、ヤフーブロガーの正念場さんが、ガタルカナル島で遺骨回収・不発弾回収を行っていることを思い出した。この事は私のブログでも紹介しているが、正念場さんのとっている行動は李登輝氏から見ても「日本を立て直す為に理に適っている」と言える。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/60535218.html
最後に大矢講師は「女性の目から見た李登輝氏」と言うお話があった。
第一印象として大柄(同氏の身長は公式には181cm、千葉日台より40cm近く高い)で、素敵な紳士で、更に「台湾は女性を大事にする」というと言う言葉も同氏の普段の人柄そのものであると言う印象だったとのこと。
また、女性らしい観点として、台南から台北に北上するに従って食事のスパイスの香りが違ってきたという指摘もあった。歴史的背景からも国体護持の観点からも台湾との縁を絆に変えることが大事と言う事で締めくくった。
ちなみに、船橋市議会では数年前から「日台」と名のつく議員交流会を実施しているとのことで、未だ「日華」と言う名前をつけての議員懇談会が多い中で非常に新鮮であり、また先見の明があると思う。
また、川村純彦支部長も鼎談に加わり、専門の防衛問題でシーレーンなどについての話もした。
中国の肥大する軍事力の事もあり、今の台湾を含む東アジアの情勢は楽観できる状況ではないと指摘した。
懇親会は市川駅前の台湾料理屋「月満楼」で和気藹々とした雰囲気の中で行われた。
このブログでも紹介した事がある。
http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/60524352.html
日本李登輝友の会千葉県支部は台湾との地道な草の根交流をして政治的なところには関わらないとはいいながらも、やはり政治を忌み嫌うものであってはならないと思う。
また、民間交流と言いながらも台湾とは政治的な関係は悪いより良い方がいい。
そのために日台で超党派の議員さん同士での交流は大いに進められるべきだと思います。
今回講師に立たれた3人の議員は地元で地道に活動されていて、日本の国体護持の為にもキチンとした思想信条があります。お三方に共通した事ですが、決して偉ぶったことは無く私のような市民でもない人間に対しても非常に気さくにお話をしてくださった。普段政治家に対しては苦言ばかり投げかけている私もお三方は少ない例外だと思った次第です。
私自身は仕事の関係等もあり、活動にはやや制限があるが、日台交流と日本を何とかしたいという気持ちで微力ながらお手伝いさせて頂きたいと思います。
取り急ぎご報告まで。乱文失礼致します。