に600万円の義援金を贈ることを「台湾週報」が伝えている。一般ニュースとして確認
できなかったので、ここに転載して紹介したい。
それにしても、梅雨前線の影響だというが、昨日は東・西日本の太平洋側を中心に記
録的な大雨となった。被災地では未だ10人が行方不明のままだ。捜索は雨や濃霧による
悪天候のため難航している。二次災害の恐れも高まっているという。
改めて岩手・宮城内陸地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上
げるとともに、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
なお、本誌では「中華民国」の国名は用いず、「台湾」で表記していることをお断り
します。 (編集部)
中華民国政府が岩手・宮城内陸地震に義援金600万を寄付
【6月19日 台湾週報】
日本の岩手県、宮城県などの地域で大型地震が発生したが、国際社会における人道的
な救助精神に基づき、また日本政府がかつて我が国の921地震および新型肺炎(SA
RS)発生の期間において、被災者救済に大きく協力していただいたことから、欧鴻錬
・外交部長(外相)は同地震発生後、ただちに台北駐日経済文化代表処を通して、日本
側に慰問の意を伝えた。さらに、我が国政府は、震災の被害状況が比較的深刻であった
宮城県および岩手県に震災義援金をそれぞれ300万円ずつ寄付し、関心と慰問の意を示
すとともに、被災地区が一日も早く復旧し、同地の方々が通常の生活に戻られるよう願
うと表明した。
6月14日午前、岩手県、宮城県、福島県といった地域で震度7.2の強震が発生し、死傷
者の発生、家屋の倒壊、道路の損傷などの災害状況が伝えられた。外交部はこの情報を
受けた後、ただちに駐日代表処に災害状況を把握させると共に、同地におけるわが国の
僑胞の安全を確認した。それによると現在、わが国の僑胞および旅行客はいずれも安全
であることが報告されている。
【外交部 2008年6月18日】