台湾がまたもや感染者ゼロで圓山大飯店などが「ZERO」と「GOOD」を点灯

 台湾が武漢肺炎の感染者ゼロとなったのは4月14日。36日ぶりの快挙だった。このとき、圓山大飯店では客室照明を利用して「ZERO」の文字を映し出した。

 4月16日と17日もゼロだったが、その後、パラオに遠洋航行訓練で航海していた海軍の補給艦「磐石」に乗艦していた軍人や実習生から陽性感染者が出た。海外からの帰国者の中からも感染者が判明した。

 しかし、国内感染者は出なかった。4月26日には国内感染者ゼロは14日連続となった。またこの日は帰国者からも感染者が見つからず、4度目の感染者ゼロを達成している。

 圓山大飯店は26日の午後6時半から10時まで「ZERO」を映し出し、台北駅近くにある、パレ��ぢデ��ぢシンホテル(台北君品酒店)も「GOOD」をライトアップして喜びを表し、第一線で闘っている関係者にエールを送ったという。台湾国際放送の記事をご紹介したい。

—————————————————————————————–再度新規感染者なし、ホテル「ZERO」と「GOOD」点灯【台湾国際放送:2020年4月26日】https://jp.rti.org.tw/news/view/id/92426

 台湾では26日に再び「新型コロナウイルス新規感染者なし」というグッドニュースが伝えられています。各観光ホテルは相次いで客室の照明を使ってビルの壁面に「ZERO」や「GOOD」などの英文字を映し出して第一線でウイルスと闘っている関係者にエールを送っています。

 4月14日に台湾で36日ぶりに新規感染者が出なかった日に率先してホテルに「ZERO」を映し出した台北市のランドマーク、中国宮殿式の建築で世界的に知られている「圓山大飯店(グランドホテル)」は26日も午後6時半から10時まで「ZERO」を映し出しました。台北駅の近くにある、パレ��ぢデ��ぢシンホテル(台北君品酒店)も「GOOD」をライトアップしました。パレ��ぢデ��ぢシンホテルは27日から5月3日まで、毎日午後6時半から10時までライトアップします。

 五つ星ホテルの「シャングリ・ラ ファーイースタンプラザホテル 台北」も毎日午後6時からビルに「ハートマーク」をライトアップして医療関係者に声援を送っています。

 「シチズンМ台北ノースゲート」も毎週月曜日から金曜日まで夜に「ハートマーク」、または「TW can help」をライトアップして医療関係者を応援しています。「シチズンМ台北ノースゲート」は、フェイスブックで「この夜がとても長いが、いつか夜明けはやってくる。現在待っているのはカラフルな未来」と投稿しました。

(編集:王淑卿)

※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。


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