9月8日から13日まで来日していた高雄市政府教育局は、2016年12月20日に東京都教育委員会と締結した「教育交流に関する覚書」を更新し、また長野県教育委員会と2018年9月18日に結んだ「教育交流協力に関する覚書」を9月9日に更新しました。
さらに、山梨県の富士河口湖町と鳴沢村が組織する河口湖南中学校組合教育委員会と「教育交流に関する覚書」を締結したそうです。
同時に、山梨県教育委員会の協力の下、9月10日に高雄市立前鎮中学校と河口湖南中学校が姉妹校を締結したそうです。
ただ、日本の報道では河口湖南中学校組合教育委員会との覚書の締結に関するニュースは見当たらず、河口湖南中学校組合教育委員会のホームページにもまだ掲載されていません。
高雄市政府教育局のホームページにも掲載されておらず、恐らく姉妹校の締結と同じ日だったのではないかと推測され、本誌では取り敢えず9月10日とします。
ちなみに、河口湖南中学校組合教育委員会と高雄市政府教育局の「教育交流に関する覚書」締結により、日台の教育提携は8件にのぼり、いずれの自治体でも中学校や高校の姉妹提携や台湾への修学旅行が増加しています。
◆日本と台湾の教育提携【日本李登輝友の会まとめ】
1)2014年05月22日、広島県教育委員会と桃園県教育局が「教育協定」を締結。
2)2015年09月07日、徳島県教育委員会と新竹市教育処が「教育交流協定」を締結。
3)2016年12月19日、東京都教育委員会と台北市教育局が「教育交流に関する覚書」を締結。
4)2016年12月20日、東京都教育委員会と高雄市教育局が「教育交流に関する覚書」を締結。
5)2018年09月13日、長野県教育委員会と高雄市教育局が「教育交流協力に関する覚書」を締結。
6)2021年08月31日、青森県教育委員会と台北市教育局が「教育交流協力に関する了解覚書」を締結。
7)2024年01月17日、大分県教育委員会と台北市教育局が「教育覚書」を締結。
8)2024年09月10日、河口湖南中学校組合教育委員会と高雄市教育局が「教育交流に関する覚書」を締結。
台湾・高雄市教育局長らが訪日 山梨県の学校組合と新たに覚書締結【中央通信社:2024年9月15日】https://japan.focustaiwan.tw/culture/202409150001
(高雄中央社)南部・高雄市政府教育局の呉立森(ごりつしん)局長率いる訪問団が13日まで6日間の日程で訪日し、各地の教育委員会などを訪れた。
東京都教委や長野県教委との覚書を更新した他、山梨県の富士河口湖町と鳴沢村が組織する河口湖南中学校組合教育委員会と新たに教育交流に関する覚書を締結した。
同局が14日、発表した。
高雄市立前鎮中学校と河口湖南中学校の校長同士が姉妹校の協定を締結した他、同市の大社小学校と東京都の八王子市立高倉小学校の両校校長も面会し、今後の交流に期待を寄せた。
同局は、今回の訪問では日本各地との教育協力の強化に力を入れたと強調。
高雄市の児童や生徒がさまざまな教育文化を体験し、国際的な視野を広げ、異なる文化とのコミュニケーション能力を向上させられればとした。
(林巧[王連]/編集:田中宏樹)。
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