陳総統再選に世界から祝電
日本では再選祝賀会を開催
3月20日に投開票された選挙で陳水扁総統・呂秀蓮副総統が再選されたことについて、同25日までに、パナマ、パラグアイなど友好国のほか、日本、韓国、インドネシア、タイ、オーストラリア、イギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、ロシアなど無国交国も含め、合計62カ国の政府および中央政府要人から祝電が寄せられた。また、米国上下両院議員からも多くの祝電が寄せられた。一方、米国務省は20日夜、エリレ副報道官が「大勢の台湾の国民が民主的に投票権を行使したことを祝福する」との声明を発表した。【外交部 3月25日】
●日本では盛大に再選祝賀会
日本では森喜朗・前首相、平沼赳夫・日華議員懇談会副会長、麻生太郎・総務大臣、扇千景・前国土交通大臣および玉沢徳一郎・衆院議員ら多数の衆参両院議員が陳総統に祝電を寄せ、多くが選挙後の紛争が民主主義の精神に則って解決されることへの期待を表明した。
さらに3月24日夜には東京・池袋のホテルで「在日台湾同郷会」主催、「日本李登輝友の会」「在日台湾婦人会」共催による「陳水扁総統再選祝賀会」が開催され、金美齢・総統府国策顧問、羅福全・駐日代表ならびに西村真吾・衆院議員、中津川博郷・衆院議員、小田村四郎・拓大前総長ら国会議員、学者、専門家ら約500名が出席した。席上、中津川氏は「台湾人の偉大な勝利」と評価し、金美齢氏は「人間の鎖運動が勝利への原動力になった」と指摘した。また羅代表は「台湾人の台湾アイデンティティーが固まりつつあることを証明するもの」と語った。
《台北『中央社』3月21〜24日》